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【ユーロバイク】デローザ×ピニンファリーナの真骨頂! メタモルフォーシス

こいつはすごいのが来た! デローザとピニンファリーナのコラボレーションモデル第2作「メタモルフォーシス」がユーロバイクで発表された。

 
text:中島丈博

ショーモデル? いえいえ、販売モデルです

ユーロバイクに出展していたデローザのブースは、いつもと趣が違っていた。例年だと通路に対してオープンになっており、通る人からバイクが見やすいように配置されていた。ショーなのだからそれが普通。だが、今年は違っていた。四方を黒い壁で囲い、まるでバイクが見えない。

ちょっと入りづらいな……と思いながらもブースのなかへと足を踏み入れると、そこにはちょっと想像だにしなかった奇抜なバイクが展示されていた。

「Metamorphosis(メタモルフォーシス)」と名付けられたニューモデルは、SKピニンファリーナに続くデローザとピニンファリーナのコラボレーションモデルの2作目となるバイクだ。なんといっても目を引くのはトップチューブを後方に延長したような大きなフィンである。これによって、バイク前方から後方へと伸びやなかラインを描く。

モデルは2種類。ドロップハンドルの「スポーツ」と、フラットバーハンドルの「アーバン」だ。スポーツのフレームカラーはクロムで、アーバンはグレーメタルと趣が異なる。ともにシマノのリヤハブ内装変速アルフィーネ8を搭載したベルトドライブ駆動になる。

写真に映っている革製のカバンも飾りではなく付属する。アーバンのの場合、カバンとサドル、グリップが同じ革素材になっているのもすてきな演出だ。


 
ドロップハンドル仕様のデローザ・メタモルフォーシススポーツ
ドロップハンドル仕様のデローザ・メタモルフォーシススポーツ
フラットバー仕様のデローザ・メタモルフォーシスアーバン。リヤキャリアをつければ付属のカバンをサイドバッグのように使うことも
フラットバー仕様のデローザ・メタモルフォーシスアーバン。リヤキャリアをつければ付属のカバンをサイドバッグのように使うことも
メタモルフォーシスを象徴するライン
メタモルフォーシスを象徴するライン
メタモルフォーシスのデザインはSKピニンファリーナのデザインにも関わったピニンファリーナ社のDaniele Mazzon氏(写真右)によるもの。スケッチを手にクリスチアーノ・デ・ローザ氏と
メタモルフォーシスのデザインはSKピニンファリーナのデザインにも関わったピニンファリーナ社のDaniele Mazzon氏(写真右)によるもの。スケッチを手にクリスチアーノ・デ・ローザ氏と



デローザ・メタモルフォーシススポーツ 完成車価格/75万円(税抜)
デローザ・メタモルフォーシスアーバン 完成車価格/68万円(税抜)