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過去最多3188人が参加! 2014スポニチ佐渡ロングライド210
2014.05.21
過去最多の参加人数!
佐渡ロングライドは、新潟県佐渡島を一周するロングライドイベント。昨今のロングライドブームの先駆けとなったイベントだ。この大会を目標にしている人も多い。今年で9回目の開催。毎年募集期間の2日目でほぼ募集人数に達してしまう超人気イベントだ。コースは、40km、100km、130km、210kmの4つのコースで構成されている。参加者は3188人と過去最高。本誌・名村は、もちろん210kmに参加。昨年から変更されている170kmから待ち受ける激坂3連発も楽しみだ。
5時30分に佐和田をスタート。人生で初めての最前列スタートでかなり緊張してしまった。空はあいにくの曇り、気温は13度C。このままだと海風と気温の寒さで体力が持つか心配になってきた。どうか晴れますように!
イベント参加前に湘南ベルマーレの内山監督に、210kmコースのペース配分についてアドバイスをもらっていた。両津までの序盤はなるべくエイドステーションによらずに、ペースを維持する。両津でしっかり休憩をして後半につなげるという内容。それを実践すべく、佐和田を出発して20km地点の相川ASと40km地点の入崎ASには立ち寄らずペースを維持。風も追い風のため今のうちに時間を稼ぐ。曇り空でも、日本海の雄大さには圧倒されていた。景色を愛でながら北上していく。
5時30分に佐和田をスタート。人生で初めての最前列スタートでかなり緊張してしまった。空はあいにくの曇り、気温は13度C。このままだと海風と気温の寒さで体力が持つか心配になってきた。どうか晴れますように!
イベント参加前に湘南ベルマーレの内山監督に、210kmコースのペース配分についてアドバイスをもらっていた。両津までの序盤はなるべくエイドステーションによらずに、ペースを維持する。両津でしっかり休憩をして後半につなげるという内容。それを実践すべく、佐和田を出発して20km地点の相川ASと40km地点の入崎ASには立ち寄らずペースを維持。風も追い風のため今のうちに時間を稼ぐ。曇り空でも、日本海の雄大さには圧倒されていた。景色を愛でながら北上していく。
50km地点を過ぎてきて、待ち構えるのが佐渡ロングライドでおなじみ「Z坂」。シッティングでギアをインナー×ローでペダルをクルクル回すだけ。余分な力を使わずに上る。他の参加者は、力の入ったダンシングでグイグイ進む人もいるし、攻略方法は人それぞれ。他人につられずにマイペースで進むのがポイントだ。島の東側に回り込んでいくと向かい風区間に突入。ひたすらがまんの集団走行が続く。
100km地点、両津BS(弁当ステーション)に9時58分に到着。お弁当と温かいお味噌汁で体力を回復。加えて無料マッサージを受けて疲労を和らげる。凝り固まっている筋肉を伸ばすと思わず「気持ちいい!!」と声が出る。制限時間より58分早い、11時2分両津BSを出発した。
100km地点、両津BS(弁当ステーション)に9時58分に到着。お弁当と温かいお味噌汁で体力を回復。加えて無料マッサージを受けて疲労を和らげる。凝り固まっている筋肉を伸ばすと思わず「気持ちいい!!」と声が出る。制限時間より58分早い、11時2分両津BSを出発した。
激坂に挑む!
ようやく風もおさまり、いよいよ上りが続く区間に。170km地点から195km地点の間に、7%~9%の勾配を持つ上りが3つある。1つ目の激坂に挑む。沿道のボランティアスタッフの応援を背にペダルを回す回す。ここは、気力との勝負! どこまで続くかわからない上り坂に、まわりでは途中で足を着く参加者や蛇行している参加者もでてきた。ここは、自分との闘いだ。折れそうな心にムチをうって鼓舞する。ようやく上りきった後には何ともいえない達成感がこみ上げてきた。残りの2つの激坂も同じ調子で挑み続けた。この達成感は、今後のロングライド人生に向けて大きく自信がついた。
激坂を越えた後は、なだらかな下りでフィニッシュ地点である佐和田を目指す。日も傾きかけて、水のはっている田んぼにも綺麗なあかね空が映し出されていた。沿道から聞こえる地元の声援。もうすぐでものイベントが終わるのかと思うと、寂しくなる。フィニッシュゲートでは、DJタネさんが完走参加者の名前と労いの言葉をかけてくれる。210kmの旅が終わったんだなと実感できた。参加者たちには、どんな想いが残ったのだろうか。
取材をして、リピーターの多さに驚いた。「毎年違ったドラマや風景があるんです」と参加者からの声を聞いた。今年走ってみて、来年は少しでもあの激坂を楽に、そしてタイムを短縮したいと目標が出来た。きっと何度来ても楽しめるのがこの佐渡ロングライドの魅力ではないだろうか。
激坂を越えた後は、なだらかな下りでフィニッシュ地点である佐和田を目指す。日も傾きかけて、水のはっている田んぼにも綺麗なあかね空が映し出されていた。沿道から聞こえる地元の声援。もうすぐでものイベントが終わるのかと思うと、寂しくなる。フィニッシュゲートでは、DJタネさんが完走参加者の名前と労いの言葉をかけてくれる。210kmの旅が終わったんだなと実感できた。参加者たちには、どんな想いが残ったのだろうか。
取材をして、リピーターの多さに驚いた。「毎年違ったドラマや風景があるんです」と参加者からの声を聞いた。今年走ってみて、来年は少しでもあの激坂を楽に、そしてタイムを短縮したいと目標が出来た。きっと何度来ても楽しめるのがこの佐渡ロングライドの魅力ではないだろうか。
●今話題になっているヨネックス社製の「カーボネックス」の試乗会を全国初ここ佐渡ロングライド210イベントで行なわれた
。写真右から事業開発部長の武本豊彦さん、アドバイザリースタッフ契約を結んだ日隈優輔さん
●地元美佐渡会の方々が参加者に「いってらっしゃい」とエールを送って見送っていた
●両津BSでは、アップルスポーツカレッジの学生さんによる無料ストレッチ。疲れた体には嬉しいサービス。本誌・名村も体験。気持ち良すぎてずっと寝ていたくなりました。
●ゴールゲートに向かう参加者達。嬉しさのあまり思わずガッツポーズが出ていた。