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ボーマのTTと29erが新登場
2012.08.06
BOMA SWOOP
予価 38万円(フレームセット)
フレーム:T-700HM カーボン
フォーク:T-700HM カーボン
サイズ:S、M、L
カラー:カーボン
付属品:フォーク、専用TT、ハンドル、ステム、ブレーキ、シートポスト
日本人に最適化されたジオメトリー
高品質かつ低価格なカーボンフレームを生み出すことで知られるボーマだが、このブランドの魅力は「いいものを安く」だけではない。サポートする日本人選手から寄せられる数多くの要求を設計に反映させることで、日本人に合ったジオメトリーと剛性感を採用しながら、隅々まで配慮の行き届いた製品作りが行なえるという、日本ブランドならではの利点があるのだ。
たとえば、エランの後継機種となる新型TTフレーム「スウープ」。その開発過程では、契約選手から「バックまわりに硬さを感じる」「フォークのボリュームをもう少し落としてもいい」「リヤブレーキの制動力がもう少し必要」という動的性能のインプレッションから、「Di2のコード用の穴の形状を改善してほしい」「メンテナンス性のためにBB部の肉抜きをもう少し大きく」などのディテール改善要求まで、非常に多くのレポートが寄せられた。それらをもとに幾度となく改良を加え、使いやすさと走行性能・空力性能をハイレベルにまとめあげたのだという。こうしてボーマは日本人のための高品質なフレームを次々と生み出している。
BOMA COURSE
価格 15万5400円(フレーム)
フレーム:T-700HM カーボン
サイズ:17インチ
カラー:レッド(写真の完成車と異なります)
XCレースで高いパフォーマンスを発揮
ホイールやタイヤなど、周辺アイテムの充実によりMTBの新たな軸となった29er。26インチから29インチへと移行したおもなメリットはその走破性。日本でも多くのトップライダーが使用していることでも、その魅力がわかるだろう。
ボーマの「コルス」は、XCエリートの江下健太郎選手や、MTB経験豊富なショップ店主がテストを行ない、開発には2年の歳月がかけられている。江下選手によると「ダート、マッド、ロックとMTBで想定されるどの路面においても登坂能力が高く、ロックセクションでもトラクションがしっかりかかります。また、ガレ場の下りでギャップがあっても、十分にハンドルが安定していますね。XCレースにおいて高いパフォーマンスがあります」とのこと。カーボンフレームの「しなり」という特性をうまく引き出し、ライダーへの負担が少ないバイクに仕上がっているようだ。レースで結果を残したい!林道の下りをもっと快適に楽しみたい!などビギナーからエキスパートまで、幅広いライダーのニーズに応えてくれる。