ティンコフ・サクソ始動
オーナーが変わってチームカラーも黄色になった
デンマークのティンコフ・サクソは、昨年12月に長年オーナーだった元選手のビャルネ・リースが、ロシア人実業家のオレグ・ティンコフにチームを売却した。
そのため今季は運営母体はリースサイクリングからティンコフスポールに代わり、第1スポンサーもサクソバンクからティンコフクレジットシステムになったため、チーム名がサクソ・ティンフコからティンコフ・サクソに変更した。
運営母体は変わったが、リースはチームに残留し、引き続き監督をつとめる。チームジャージは、ティンコフクレジットシステムの黄色がメインカラーになった。
しかし、チームの中心はもちろん今季も変わらずスペインのアルベルト・コンタドールだ。
昨年コンタドールは1月のツール・ド・サンルイス(アメリカツアー2.1/アルゼンチン)でシーズンインしたが、今季は2月のアルガルベ一周(ヨーロッパツアー2.1/ポルトガル)が最初のレースになる予定だ。今年のサンルイスには、チームそのものが参加しない。
ティンコフ・サクソの今季最初のレースは、オーストラリアのツアー・ダウンアンダー(UCIワールドツアー)。
参加選手はニキ・セーレンセン)、ジャイ・マッカーシー、ミヒャエル・アンデルセン、ニコライ・トルソフ、クリストファー・ユールイェンセン、ミハル・コラール、ローリー・サザーランドの予定。
■チームに残留したビャルネ・リース監督(左)と、新しいオーナーになったロシア人実業家のオレグ・ディンコフ。彼も元自転車選手だ
■(左から)アルベルト・コンタドール、ニコラス・ローチ、ロマン・クロイツィーゲル
[ティンコフ・サクソ(デンマーク)]
ミヒャエル・アンデルセン(デンマーク/ネオプロ)
ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア)
マヌエーレ・ボアロ(イタリア)
マッティ・ブレシェル(デンマーク)
アルベルト・コンタドール(スペイン)
イェスパー・ハンセン(デンマーク/ネオプロ)
ヘスス・エルナンデス(スペイン)
クリストファー・ユールイェンセン(デンマーク)
ミハル・コラール(スロバキア/ネオプロ)
ロマン・クロイツィーゲル(チェコ)
カルステン・クローン(オランダ)
マルコ・クンプ(スロベニア)
ラファウ・マイカ(ポーランド)
ジャイ・マッカーシー(オーストラリア)
ミカエル・モルコフ(デンマーク)
セルジョ・パウリーニョ(ポルトガル)
パベル・ポリャンスキー(ポーランド/ネオプロ)
エフゲニー・ペトロフ(ロシア)
ブルーノ・ピレス(ポルトガル)
ニコラス・ローチ(アイルランド)
マイケル・ロジャース(オーストラリア)
イワン・ロブヌイ(ロシア/ティンコフレストラン)
クリスアンケル・セーレンセン(デンマーク)
ニキ・セーレンセン(デンマーク)
ローリー・サザーランド(オーストラリア)
マッテーオ・トザット(イタリア)
ニコライ・トルソフ(ロシア/デレイケ・シャンクス)
オリバー・ツァウグ(スイス)
●監督:ビャルネ・リース
●助監督:
ステーベ・デヨング
ファブリツィオ・グイーディ
フィリップ・モデュイ
ラルス・ミハエルセン
リカルド・シェイデッカー