和田やずか のツール・ド・フランス☆フォトエッセイ ８日目

雲ひとつなく澄みわたる南仏の空。３つ目の移動ステージとなるこの日、集団は少しスピードを上げて先を急ぐ

アップダウンが続く丘陵地帯のコース。エウスカルテルチームはスタート前にコースの高低表をステムに貼りつけ、万全を期した。

補給しながら炎天下を黙々と走る先頭の2人、41歳のフォイクト（レディオシャック・レオパード）とカドリ（ＡＧ２Ｒ・ラモンディアル）。最大で6分40秒差を付けて逃げ続けた。

暑い日々が続いた南仏ステージ。弟のイオン・イサギレより先着した兄・ゴルカも水分補給中

バスク地方のチームであるエウスカルテルにおいて今大会唯一のフランス人、ロマン・シカールは気の優しい選手。サインをもらった少年にとっては一生の想い出になるだろう

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1975年生まれ・千葉県出身。

97年よりツール・ド・フランスをはじめ世界の自転車レースシーンを撮影。

代表作にエウスカルテルチームに帯同した写真集「R」「ｆ」「S」がある。

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