和田やずか のツール・ド・フランス☆フォトエッセイ 11日目
1997年よりツール・ド・フランスをはじめ世界の自転車レースシーンを撮影してきたフォトグラファー・和田やずか氏。美しく迫力ある写真には定評があり、ツール100回大会でもエウスカルテルチームに帯同撮影している。CYCLE SPORTS.jpでは、和田氏のフォトエッセイをツール期間中、毎日お届けします！
7月9日 ツール・ド・フランス第10ステージ
小さな町や村を次々に通過するプロトン。ツールをひと目見ようと辛抱強く待っていた観客から歓声があがる
ヨーロッパの町には必ず美しい教会がある。何百年もの間、人々の暮らしと信仰が続いてきたことを物語る
序盤からアタックして逃げグループを形成した５人の選手。オルス（エウスカルテル）、シモン（ソジャスン）、ウェストラ（ヴァカンソレイユ・ＤＣＭ）、マテ（コフィディス）、クザン（ヨーロッパカー）。この日はスプリンター向けのステージで、逃げはすべて吸収された。優勝したのはアルゴス・シマノのキッテル。
ゴール手前1kmを切ったところで、新城幸也（ヨーロッパカー）にメカトラブル。ニュートラルカーでは対応できず、サポートカーを待つ。サンマロの海岸に集まった観客のなかには日本の国旗もあった
サンマロの海岸に「第100回ツール・ド・フランス」の砂絵が。ヘリコプターからの空撮を待って、高いところから見ないとわからない「作品」があちこちに作られる
■和田やずか のツール・ド・フランス☆フォトエッセイ 前日のストーリーはこちら
和田やずか(YAZUKA WADA)フリーランスフォトグラファー
1975年生まれ・千葉県出身。
97年よりツール・ド・フランスをはじめ世界の自転車レースシーンを撮影。
代表作にエウスカルテルチームに帯同した写真集「R」「ｆ」「S」がある。
Website : http://www.wadabros.net
Facebook : http://facebook.com/wadayazuka
Twitter : http://twitter.com/wadayazuka
