和田やずか のツール・ド・フランス☆フォトエッセイ 14日目
7月12日 ツール・ド・フランス第13ステージ
エウスカルテル唯一のスプリンター、フアンホセ・ロバト選手。スタート前に念入りに無線をチェックする
スタート前、いつも陽気なイゴール・アントン(エウスカルテル)は余裕の笑顔。しかし、この日のレースは予期せぬ集団分裂があり、大きく遅れをとってしまった。平地ステージでまさかの9分弱ロス!「予想外の出来事が起こりうるのがツール」という言葉を思い出す
スタート地点でツールをスケッチしている画家に出会った。「ここに日本人描いたよ!」彼は作品を指さしてそう言った
3賞ジャージを中心とした鮮やかな一群が、0km地点まで大通りをパレード走行。トゥールの街を後にした。
小さな町、サンタ・マン・モンロンのゴール地点は大賑わい!選手と観客との距離が近いのが自転車レースの醍醐味
マイヨ・ジョーヌのクリストファー・フルーム(スカイ)を称える、ステファン・ロッシュ。第74回ツール・ド・フランス優勝者であり、同年にジロ、世界選を制してトリプルクラウンを達成した名選手の一言に顔がほころぶ
前日、キッテルに僅差で破れたカヴェンディッシュ(オメガファルマ・クイックステップ)は、今日の完全勝利にご満悦。インタビューにも饒舌だ
■和田やずか のツール・ド・フランス☆フォトエッセイ 前日のストーリーはこちら
和田やずか(YAZUKA WADA)フリーランスフォトグラファー
1975年生まれ・千葉県出身。
97年よりツール・ド・フランスをはじめ世界の自転車レースシーンを撮影。
代表作にエウスカルテルチームに帯同した写真集「R」「f」「S」がある。
Website : http://www.wadabros.net
Facebook : http://facebook.com/wadayazuka
Twitter : http://twitter.com/wadayazuka