和田やずか のツール・ド・フランス☆フォトエッセイ 23日目

第100回大会を記念して、最終ステージは夜９:45ごろフィニッシュするよう設定された。ヴェルサイユ宮殿前を予定より2～3分早くスタートし、庭園を巡ってからパリへ向かう

スタート地点で、エウスカルテルのロバトがウイリーでご挨拶！最終日を迎えてごきげんだ。選手たちはそれぞれのパフォーマンスで喜びを体現していた

集団がシャンゼリゼのサーキットに到着したのは20時を過ぎてから。コンコルド広場に入ってきたチーム・スカイはマイヨ・ジョーヌのフルームを囲んで走る。夕陽が照らすなか、逃げと追走が繰り広げられた

メルクス、イノー、レモン、インデュライン。歴代の名選手がシャンゼリゼをパレード！ ツール100回大会を記念してライトアップされた凱旋門とともに、沿道で長時間待ち続けた観客を喜ばせた

ツール4回目の完走を果たしたヨーロッパカーの新城幸也選手！ この日も集団のなかで日本チャンピオンジャージが目立っていた。

パリの区間賞はカヴェンディッシュ（オメガファルマ・クイックステップ）を差してキッテル（アルゴス・シマノ）が獲得！ツール４勝という快挙を成し遂げた。

先頭がゴールしたあと、うれしさを噛みしめるようにゴールしたチーム・スカイ。栄光のマイヨ・ジョーヌを獲得したフルームはゴール後、21日間献身的にアシストしてくれた仲間をねぎらっていた。

■和田やずか のツール・ド・フランス☆フォトエッセイ 前日のストーリーはこちら

1975年生まれ・千葉県出身。

97年よりツール・ド・フランスをはじめ世界の自転車レースシーンを撮影。

代表作にエウスカルテルチームに帯同した写真集「R」「ｆ」「S」がある。

Website : http://www.wadabros.net

Facebook : http://facebook.com/wadayazuka

Twitter : http://twitter.com/wadayazuka