サイクルモード・インターナショナル2013 東京開幕!
リドレーで乗り比べができる!
大人気ブランド「リドレー」に試乗できるジェイピースポーツグループのブース(no.4-23)は、開場直後から長蛇の列ができていた。
石畳のクラシックレースでロット・ベリソルの選手が使用するハイブリッドオールラウンドフレーム「フェニックス」は、完成車とフレームにパーツをアッセンブルしたモデルに試乗できる。
どこがどう違うのかを実際に乗り比べて確認できるのは、サイクルモードならではの楽しみだ。
また、究極の空力性能を誇るエアロフレーム「ノア」シリーズと、軽量と剛性のバランスが良い「ヘリウム」の比較もおもしろい。
この機会に自分のスキルや日ごろ走っている場所に合わせて、ぴったりの1台を見つけたい。
展示では、リドレーのアンドレ・グライペル優勝モデルのほか、オランダのハイスピードホイールブランド「ファストフォワード」、新たに取り扱いを開始したばかりのカラフルなバーテープやバーエンドキャップ「スパカズ」も要チェックだ。
ミシュランの自転車に試乗しよう
サイクルモードでデビューしたミシュランの自転車「パリ・ブレストスポール」は、日直商会のブース(no.4-04)で試乗できる。
130年前に自転車からスタートしたミシュランの、上質な自転車を作りたいという思いが日本で実現。オーダーメイド自転車の第一人者、松田志行氏によるクロモリフレームで、価値がわかる人のための美しいシティサイクルが生まれた。
設計、精度にこだわり、計算し尽くされた強度で組み上げられたスポーティーなフレームは操縦安定性に優れ、ドロップハンドルにちょっと抵抗があるスポーツバイク初心者にも最適! プレミアムなバイクを所有する喜びも味わうことができる。
ビバンダムくんと一緒に記念写真を撮りたい人もブースに行ってみよう!
ルック695 エアロライト プレミアムカラー
ユーロスポーツインテグレーションのブース(no.4-11)では、ルック695 エアロライトのプレミアムカラーを展示。
受注生産のみとなるプロチームカラーは、ツール・ド・フランス2013 初日にヘリコプターで登場して話題になったモデルだ(ムービーはこちら)。
サイクルモードで初公開の「KEO BLADE 2」は最高グレードのインジェクテッドカーボンボディを採用した軽量で強靭な究極のレーシングペダル。
テストを繰り返し、妥協を一切排して生まれたモデルは、チタンアクスル(片側90g)とクロモリアクスル(片側110g)をラインナップ。
アルテグラ Di2に試乗できる!
毎年大人気のシマノブース(no.2-01)電動コンポお試しコーナーでは、今年は「アルテグラ Di2」の試乗車が3台用意されている。
初心者でもシマノのスタッフが親切に教えてくれるので、その使い勝手をしっかりと体感できる。
「初めてだと強く押しすぎるんですが、軽くタッチするだけでギアはチェンジできるんですよ。ディレーラーも微調整されていくんです」という説明に「わ!ほんとだ」と感動する人や、「手の小さい人は、スイッチを近い場所に増設できます」と聞いて安心する人も。
サイクルモードに行けないという人も大丈夫! 全国の取り扱いサイクルショップで試乗できます!
シマノブースではバイクフィッティングの実演も行なっている。
ライディングを後ろから見た図や、引き脚も使えているかどうかなどをチェックでき、データはプリントアウトも可能。
シマノの推奨値とズレがある場合、どう修正したらいいか指示してくれる。
ドグマに試乗できる!
クリス・フルームのサイン会が当日発表されて話題になったピナレロ・ブース(no.4-22)。
残念ながらフルームはこの日の夜に帰国、日本のファンはとてもpoliteだ、とツイートしていた。
チームスカイなどプロチームをサポートするブランドでは「ドグマ65.1 Think2」「パリ」などハイエンドモデルに試乗できるとあって、行列が途絶えることはなかった。
世界選で優勝したルイ・コスタが乗る世界チャンピオンモデル、モビスターチーム・モデルも飾られ、例年どおり華やかなのがピナレロ・ブースだ。
ド真ん中モールで、輪行講座
Travel、Active、Relaxation,Dailyと4つのテーマに沿って、自転車に乗るときにそろえたいものを展示する「ド真ん中モール」。
カジュアルウエアブランドが数多く並び、サイクルジャージはちょっと・・・という人のための自転車に乗りやすいファッションを見ることができる。
ド真ん中モール・ステージではワールドサイクル・岩田康裕氏の輪行講座に大勢の観客が集まり、自転車を連れて行く電車や飛行機の旅がより身近になってきているのが感じられた。
■ステージのタイムスケジュールはこちら
選手たちの生の声が聞ける! トークショーも多数開催
サイクルモードでは、プロ選手や自転車関係者の話を間近で聞けるトークショーも各ブースで多数開催されている。ここでしか聞けないウラ話や、トッププロならではのアドバイスなどなど、魅力は満載。トークショーの後には、記念撮影やサイン会の時間もあったりするので、是非タイムスケジュールをチェックして足を運んでほしい。
■GPSサイクルコンピュータ「ガーミン」を取り扱ういいよねっと(no.2-07)では
EDGE510J+VectorJトークライブを開催。チームNIPPO・デローザの福島晋一選手、内間康平選手、チームメカニックの西 勉さんが、実際にレースで記録されたガーミンのデータを見ながら解説をしたり、トレーニング中のウラ話を披露した。
トークライブの後には、パワーセンサー内蔵ペダル「ベクターJ」を使ったゲームに福島選手が挑戦する一コマもあった
11月3日には1回目(10:50~)のトークライブ終了後、引退する福島選手からファンへ愛用品をプレゼントする企画もあるので、お見逃しなく!
60周年のデローザやパールイズミでもトークショーを開催!
■今年60周年を迎えたデローザ(no.4-10)では、創業者ウーゴ・デローザ氏の3男、クリスティアーノ・デローザ氏がトークショーを行い、父との思い出話や、フレームビルダーから経営者へと転向したきっかけ、そして60周年記念モデル「セッサンタ(Sessanta)」に込めた思いを熱く語った。今回は後継ぎとなる息子のニコラス君も一緒に来日している。デローザ氏のトークショーは、3日(日)、4日(月)にも13時から行われる予定だ。
■デローザの60周年記念モデル「セッサンタ(Sessanta)」を前に、記念撮影に収まったクリスティアーノ・デローザ氏とチームNIPPO・デローザの福島晋一選手。福島選手は「デローザは今まで乗った自転車のなかでいちばん気に入っている」と、絶賛していた。デローザでは3日(日)のみ17時から、チームNIPPO・デローザのトークショーも行う。ブースではデローザの歴史と情熱がぎっしり詰まった美麗な60周年記念本も販売されている。
■パールイズミ(no.2-03)では「真冬のサイクリングを快適にするには…?」というテーマで宇都宮ブリッツェンの栗村修監督と廣瀬佳正GM、那須ブラーゼンの清水良行選手と若杉厚仁選手の4名がトークショーを行った。宇都宮や那須という、東京より寒い地域で活動している彼らが普段どんなウェアやアクセサリーを愛用しているのか、爆笑トークを交えながら詳しく教えてくれた。パールイズミでは土日にもトークショーを予定しているので、要チェックだ。
※トークショーのスケジュールは変更する可能性もあるので、公式サイトや各ブースの告知で確認して下さい。