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ワンランク上のヒルクライマーになりたい人に！日向涼子と強くなる！　休息編

2013.08.05

ヒルクライムの魅力に目覚めてしまったモデル日向涼子が、シーナックキャビンの中込由香里選手に弟子入り。より高いレベルを目指すために必要なトレーニングをレポートする。「がむしゃらに走っている」から、さらに上のレベルになりたい人。日向涼子と強くなろう！

text＆illust●日向涼子　photo●吉田悠太

本番まであと1カ月を切った！

“乗鞍”当日まであと1カ月を切った。教えてもらったトレーニングメニューをこなして、体は順調な仕上がり……になっているはずだったけれど、なかなか思うようには行かない。不安になった日向は、再びシーナックキャビン・中込由香里師匠の元を訪れた。

まだ間に合う！？

日向：これまでの2ヶ月間で、教えていただいたメニューをこなそうとしたのですが、急に仕事が入ったり、体調がよくないときがあったりと、思うようにこなすことができませんでした。

中込：具体的にはどれくらいトレーニングできましたか？

日向：平日は週2回ほどローラー台練習。土日のどちらかはダンシングを入れつつ、峠を走りに行きました。
私が気になっているのは、ローラー台トレーニングでは週1回ペースでインターバルを取り入れたのですが、1本、2本と回数を重ねるにつれて、脚が回らなくなってきて……。3本目になる頃には心拍も上がらないまま、脚がいっぱいいっぱいになってしまって、そのまま尻つぼみ状態で終了してしまいます。
レースまで残り1ヶ月を切ったというのにこんな状態だなんて…やればやるほど自信がなくなって、不安で気持ちばかりが焦ってしまうんです。

中込：なるほど。それはメニューの1セット目から高い強度で追い込みすぎちゃいましたね。だから体に疲労がたまってしまって、うまくメニューをこなせなかったんだと思います。とはいえ、理想の負荷はかけられなかったけど、身体にはしっかり負荷がかかっているので、これからやるトレーニングでまだ修正が可能ですよ。

日向：えっ、まだ間に合いますか！？

中込：これまでのトレーニングを生かして最後の3週間につなげられれば、きっと大丈夫。
いちばん重要な残り3週間を充実させるために、この1週間（8/5～8/11）をリフレッシュのために使いましょう。

ということで、日向のおすすめリフレッシュ方法

日向：前回は休息の意味を間違えて解釈して次のトレーニング期の入りに失敗したので、今回の休息期は肉体的にも精神的にもリフレッシュできるよう過ごしたいと思っています。大好きなヨガの時間をいつもより多めに取るのはもちろん、師匠に教えていただいた筋トレやストレッチポールはようやく感じがつかめてきたので、どこに効いているのか意識しながら、いつもより丁寧にやりたいですね。
自転車に関しては、久しぶりにポタリングもいいかな～と考えているところです。