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和田やずかのツール・ド・フランス☆フォトエッセイ 2014 第2ステージ

1997年よりツール・ド・フランスをはじめ世界の自転車レースシーンを撮影してきたフォトグラファー・和田やずか氏。 第101回ツール・ド・フランスではプロチーム「ロット・ベリソル」に帯同し、毎日フォトエッセイをお届けします!

 

photo:和田やずか text:CYCLE SPORTS.jp

7月6日 ツール・ド・フランス 2014 第2ステージ

 

第101回ツール・ド・フランス 第1ステージを制したキッテルのマシンは、マイヨジョーヌカラーに。

 

「ジャイアント・プロペル アドヴァンスドSL」スペシャルモデルに乗るドイツのスプリンターは、満面の笑みで第2ステージをスタート。その栄誉を心から楽しんでいた。

 

 

 

 

 

キッテルのアシスト、クーン・デコルトのサドルには、シマノの軽量スポーツカメラが装着されていた!

 

SHIMANO Race TVにアップされれば、ジャイアント・シマノ列車のスピードを体感できるだろう。

 
 

 

レース序盤、6人が逃げる。

カドリ(AG2R)、ブッシュ(トレック)、クルーズ(ネットアップ)、フォンセカ(ブルターニュ)、ルモワン(コフィディス)、ケムヌー(ヨーロッパカー)はこの日のコースの半分以上を逃げ続け、確実に中間ポイントを獲得していく。

 

この中から、ルモワンが山岳賞(マイヨ・アポワ)、カドリが敢闘賞を獲得した。

 

 

 

イギリスの丘陵地帯を行く集団。

前日に続き、多くの観客がいたるところで観戦し、選手との接触事故が多発した。

 

道幅が狭まるとリスクが高くなり、前へ出るチャンスも失うため、選手たちもかなり神経質になっていた。

 
 

 

絶妙のタイミングで、シェフィールドのゴールに飛び込んだヴィンチェンツォ・ニバリ(アスタナ)。

 

今年、イタリアチャンピオンとしてツール・ド・フランスに出場した「シチリアのサメ」が初のマイヨ・ジョーヌを獲得した。

 

今大会の優勝候補と目されていただけに、これから先のフルーム、コンタドールとの戦いがますます楽しみになってきた。

 

 

 

 

和田やずか(YAZUKA WADA)フリーランスフォトグラファー

 

1975年生まれ・千葉県出身。

97年よりツール・ド・フランスをはじめ世界の自転車レースシーンを撮影。

代表作にエウスカルテルチームに帯同した写真集「R」「f」「S」がある。

Website : http://www.wadabros.net

Facebook : http://facebook.com/wadayazuka

Twitter : http://twitter.com/wadayazuka

 

 

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