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和田やずかのツール・ド・フランス☆フォトエッセイ 2014 第20ステージ

1997年よりツール・ド・フランスをはじめ世界の自転車レースシーンを撮影してきたフォトグラファー・和田やずか氏。 第101回ツール・ド・フランスではプロチーム「ロット・ベリソル」に帯同し、毎日フォトエッセイをお届けします!

 

photo:和田やずか text:CYCLE SPORTS.jp

7月26日 ツール・ド・フランス 2014 第20ステージ

 

ツール・ド・フランス第20ステージは、今大会唯一の個人タイムトライアル。

ベルジュラックからペリグーまで54kmものコースを、時速48kmで走ることが想定されている。

 

大方の予想どおり、TT世界チャンピオン・マルティン(オメガファルマ・クイックステップ)が第1計測からトップタイムを叩き出し、1時間6分21秒でゴール。

そのあとに戻ってくる選手たちのタイムを見守るマルティンは、フルームが君臨した昨年とは違って余裕の笑顔。すべての選手が走り終わると、今大会2勝目が確定した。

 

そして、区間4位でゴールしたニバリ(アスタナ)の名が、第101回ツール・ド・フランスの勝者として記録されることがほぼ確定した。

 
 

 

 

王者にふさわしい走りを見せたいと語っていたニバリ(アスタナ)は1時間8分19秒、区間4位でゴール。

 

 

 

 

 

 

ペロー(AG2R)は、パンクでタイムロスしたものの1時間8分48秒、区間7位でゴール。総合2位の座を獲得した。

 
 

 

 

バルベルデ(モビスター)は不調でトップから4分半遅れでゴール。総合4位と表彰台には届かなかった。

 

 

 

 

ピノ(FDJ)は1時間9分33秒で走りきり、総合3位を死守。新人賞、マイヨ・ブランでシャンゼリゼの表彰台に上がる。

 

 

 

 

総合5位として出走したバルデ(AG2R)は途中でパンクに見舞われ、ヴァンガードレン(BMC)に僅差で逆転され6位に。

 

 

和田やずか(YAZUKA WADA)フリーランスフォトグラファー

 

1975年生まれ・千葉県出身。

97年よりツール・ド・フランスをはじめ世界の自転車レースシーンを撮影。

代表作にエウスカルテルチームに帯同した写真集「R」「f」「S」がある。

Website : http://www.wadabros.net

Facebook : http://facebook.com/wadayazuka

Twitter : http://twitter.com/wadayazuka

 

 

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