メリダ・ライドディスク7000 試乗レポート
わかりやすい快適ロードモデル
限定生産されるこのシリーズは、前後160mm径のディスクローターを採用し、フロントホイールの 固定には15mmスルーアクスルを採用。25Cタイヤを使用した状態でも、マッドガードを装着できるだけのクリアランスを持つ。
チェーンステー、フォークには、バイオフラックスファイバーという振動吸収性を持った素材をカーボンレイアップに追加し、路面からの不快な振動を軽減させている。ハイスピードで走ることよりも、長距離をより快適に走ることに重きを置いたモデルに仕上がっている。
MERIDA RIDEDISC7000
メリダ・ライドディスク7000
シマノ・アルテグラ完成車価格/36万185円(税抜)
フレーム●カーボン
フォーク●カーボン
コンポーネント●シマノ・アルテグラ 6800
ホイール●DT スイス・R24
タイヤ●コンチネンタル・グランドスポーツ 25C
ハンドルバー●FSA・エナジーコンパクト
ステム●FSA・チームイシュ ー6
サドル●プロロゴ・スクラッチプロT2.0
シートポスト●メリダ・エアロ32ア レンST
試乗車実測重量●8.53kg(50サイズ、ペダルなし)
サイズ●47、 50、52、54、56
カラー●DKグレー×シグナルレッド
フロントホイールは15mmのスルーアクスルで固定する。強力に固定できるので、ディスクブレーキの制動力を逃さない。また、フォークとホイールトータルの剛性も上がる
25Cのタイヤを装着した状態で、このクリアランスがある。 マッドガードを取り付けるためのネジ穴も用意されている。合わせるホイールによるかもしれないが28Cのタイヤも入りそう
ナカジの試乗レポート
潔く快適性能を追求したモデル。
ディスクブレーキを搭載したロードバイクのなかには、ブレーキキャリパー台座を設けたことによって、せっかく快適性能を売りにしているモデルなのに、振動吸収性能がリムブレー キモデルに負けてしまうモノもある。
その点、ライドディスクはしっかりと快適性を保持して いる。
フォークもフレームも、 ディスクブレーキを搭載するた めに新設計されているというのもうなずける。ローター径160mmを採用しているが、制動力がありすぎると感じる人もいるかもしれないほどだ。体重がある、荷物をたくさん積みたいなどの使用条件では有利だろう。
すぐ実戦投入可能なトライアスロンバイク、WARP TRI7000-Eも登場!
ワープ TTをベースに開発されたトライアスロン専用モデル。
UCI ルールにとらわれないトライアスロン専用設計の ワープ TRI CF2フレームを採用。ブルホーンバーでもエアロバーでもどちらでも変速可能なシマノ・アルテグラDi2や前後で異なるリムハイトを持ったカーボンディープリムホイールなど、実戦向きのパ ーツを標準装備。
WARP TRI7000-E(ワープティーアールアイ7000イー)
シマノ・アルテグラDi2価格/74万741円(税抜)
フレーム●カーボン
フォーク●カーボン
サイズ●51、54
カラー●シルクブラック×ホワイト