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アソスレイヤリングの極意

2014.11.25

アソス

気温の変化が激しい季節の変わり目は、ウエア選び一つでライド中の快適さが変わる。高機能なアソスのサイクリングウエアやアイテムの中からいろいろな組み合わせを試し、1年を通じて快適なサイクルライフを楽しもう。

text：浅野真則　photo：佐藤正己、永田まさお

Assos Layering Systemとは

高機能サイクリングウェア・アソスの特徴の一つに、alsコンセプトがある。これは「Assos Layering System」の頭文字をとったもので、ジャージやショーツ、アンダーウエア、グローブなど、アソスブランドの各アイテムが互いに補い合って機能することで、年間を通じて快適なサイクリングができるように考えられたアパレルシステムだ。

とくに秋から冬にかけての季節の変わり目は、朝晩と日中の温度差が大きいのはもちろん、日によっても気温変化が大きく、ウエア選びに頭を悩ませがち。しかし、alsコンセプトならアイテムの組み合わせ方次第であらゆるライダーが快適な温度とドライな着心地を保つことができる。

これからの時期、alsコンセプトを活用するにあたって、ベースとして使いやすいアイテムがある。それが「ティブルショーツS7」だ。

2014年春夏モデルで新登場したS7世代の最新パッドや基本デザインを踏襲しながら、裏地にフリース素材を採用した2014秋冬モデルの新製品だ。とくに秋口と春先の比較的涼しい時期に重宝するアイテムだが、レイヤリングの仕方によっては冬も着られるため、3シーズン着られるとても使い勝手のいいショーツといえるだろう。

今回はこのティブルショーツS7を秋から初冬にかけての時期に着こなすレイヤリングの一例を紹介しよう。

ベースレイヤーは、秋から冬にかけて使える長ソデアンダー、LSスキンフォイル・アーリーウインター。その上に裏地に薄手のフリース生地を採用した１年を通して使えるベスト、iGファルケンツァーンを着る。さらに裏地にフリースを使った軽めのフルフィンガータイプのティブルグローブを装着。これで体幹をしっかり保温しつつ、体の末端部まで快適な着心地を実現できる。

少し涼しい朝晩は、ニーウォーマーを組み合わせてもいいし、もう少し涼しい時期になったらトップスやグローブなどをより保温性の高いものに替えたり、レッグウォーマーを組み合わせて対応できる。いろいろなアイテムを組み合わせても、デザインに統一感があるのもポイントだ。

T ティブル S7 ショーツ

価格/3万400円(税抜)

サイズ/XS、S、M、L、 XL、XLG、TIR

カラー/ブラック

2014年秋冬モデルで新登場したショーツ。裏地にフリース素材を採用し、秋から冬、春先まで長く着られる。Y字形になったバックサイドと腹部の締め付けを低減するため外側に配されたサスペンダーからなるビブデザイン、最高の快適性を実現したパッドなど、2014年春夏モデルで新登場した S7ショーツの最新テクノロジーを搭載する。