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絶景とグルメを楽しむ「淡路島ロングライド150」10/25開催

変化に富んだ淡路島の外周を一周する「淡路島ロングライド150」。海を眺めながら走るシーサイドルート、手応えある山岳路、ゴール間近であらわれる雄大な明石海峡大橋、そして地元グルメ。その魅力に取りつかれて、サイスポスタッフも何度も参加している人気イベントだ。

 

2000人のサイクリストが明石海峡公園を順次スタート

 

「淡路島ロングライド150」のスタートは、例年通り淡路市と神戸市を結ぶ明石大橋からほど近い国営明石海峡公園の特設会場。早朝、海岸沿いの道路に並んだ2000人の参加者が順次、スタートを切る。10時間以内でこの場所に戻ってくれば完走となる。

 

まず、島の東側のルートを南下。最初のエイドステーションである洲本港ASまでの約29kmは、街中や海岸線を走るほぼ平坦なルートになっている。

洲本港AS到着は、まだ朝早い。そこで、例年このASでは地元の方の協力で、参加者の体を温めてくれる「豚汁」や、力のつく「おにぎり」を用意してくれている。

 

↓ 淡路島のごちそうに舌鼓を打つ、サイクルスポーツ編集部・栗山、松本


急峻な立川の峠を越え、海の美しい「南淡路水仙ライン」へ

 

洲本港ASを越えてしばらく行くと、立川の峠上りだ。コース最初の本格的アップダウンであるこの峠は、標高差だけをみると150mほどだが、平均勾配8%の急坂の連続! 上りと同じく峠を越えてからの下りもきつく、かなりのスピードが出てしまうので、速度コントロールに気をつけよう。

 

下り切った先は海岸に沿って一直線に延びる「南淡路水仙ライン」。この島の南側の海は風が強く、ときおり防波堤を越えてかなりの波しぶきが道路に降り注ぐことがある。濡れた路面に注意が必要だ。

 

エイドステーションで名産品を味わう

 

海岸線を進むと2番目のエイドステーション、灘ASに到着する。スタートからここまでの距離は約59km。

 

ここでは例年、「ちとり絲温(にゅう)そうめん」などの淡路島の名産品や白玉入りの「おしるこ」など、地元の方のおもてなしの逸品が用意されている。次に控える手強いステージに備え、エネルギー補給をしておきたい。

 

サイクルスポーツ編集長・江郷も味わい深い"にゅうめん"に大満足!

 

いよいよ “アワイチの本番” 最大勾配は15%!

 

灘ASから次の慶野松原ASまでの約37kmの区間は、“アワイチの本番”ともいうべき最大の難所。灘地野、阿万塩屋町、大鳴門橋の上りは平均勾配8~11%、最大勾配は15%に達する。気温が高い日には、暑さと疲労との戦いになる。

 

しかし、うねりながら頂へと向かう道、高台から見える海峡をまたぐ巨大な建造物“大鳴門橋”、さらに眼下に広がる海岸線の風景は、この上りをつらくも楽しい体験にしてくれる。

 

左手に明石海峡大橋が見えてきたらゴールは間近

 

スタートから約96kmの慶野松原ASから、ロングライド後半戦に入る。島の西側の海岸線を走る淡路サンセットラインはほぼフラット。ゴールの制限時間と“最後の上り”を計算に入れつつ、景色を楽しもう。

 

最後のエイドステーションは多賀の浜AS(約115km地点)。ここでは例年、淡路名産の甘い玉ねぎで作ったスープや竹に巻いて香ばしく焼き上げた竹輪が好評だ。

 

 

その後、島の西海岸を走っていると、遠くの対岸には明石や神戸の町並みが見えてくる。さらに進むと明石海峡大橋も姿をあらわす。その絶景は、「淡路島ロングライド150」のクライマックスにふさわしい。

 

明石海峡大橋を左に見て神戸淡路鳴門自動車道の下をくぐると、“最後の上り”が待っている。 力を振り絞ってこの長い坂を上り切れば、ゴールはもう間近。早朝スタートした国営明石海峡公園の特設会場に戻ると「フィニッシュ!」とDJのコールする完走者の名前が会場内に響きわたる。

 

2015 淡路島ロングライド150

 

2015 淡路島ロングライド150

開催日:2015年10月25日(日)、受付は24日(土)のみ

開催地:淡路島国営明石海峡公園(兵庫県淡路市)

参加費:1万円(傷害保険料込み)

参加資格:中学生以上

申込締切:定員に達したため受付を終了しました

 

問い合わせ先

2015淡路島ロングライド公式WEBサイト
http://www.awajishima-longride.jp/