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全日本選手権ロード・男子エリートは窪木一茂が優勝!

全日本選手権自転車競技大会ロード・レースが6月27日(土)~28日(日)に開催され、男子エリートは窪木一茂が優勝した。
 
text&photo:Hitoshi OMAE

全日本選手権ロード・男子エリート

1周16.0kmのコースを15周、240kmで争われた今年の全日本選手権エリート男子。コースはチームプレイとしてのロードレースに適し、誰が勝ってもおかしくないという下馬評だった。
 
逃げからメンバーを戻してまで勝負にこだわった愛三工業レーシング、つねに先手で勝負を仕掛けるブリヂストン・アンカーに比べ、冷静にレースを運んだチームUKYO。ラスト周回で形成された17人の集団からまず土井雪広(チームUKYO)が独走態勢に入り、これを援護射撃に窪木一茂(チームUKYO)がゴールスプリントを狙った。
 
土井が捕まり、窪木以外のスプリンターが残らない先頭集団から窪木がスパート。独走でフィニッシュし、2位にもチームメイトの畑中勇介が入ってのワンツーフィニッシュを飾った。
 
 
開催日:2015年6月28日(日)
男子エリート(距離240km)
 
1位  窪木  一茂(和歌山・Team UKYO)5:55:33.64
2位  畑中  勇介(東京/Team UKYO) +00:05 
3位  増田  成幸(栃木/宇都宮ブリッツェン)+00:06
4位  吉田  隼人(奈良/マトリックスパワータグ)+00:07
5位  鈴木  龍(栃木/那須ブラーゼン)+00:07 
6位  鈴木  真理(栃木/宇都宮ブリッツェン)+00:07 
7位  黒枝  士揮(大分/NIPPO - Vini Fantini)+00:08 
8位  中島  康晴(福井/愛三工業レーシングチーム)+00:08
9位  山本  隼(山梨/Team UKYO)+00:08 
10位  初山  翔(神奈川/ブリヂストンアンカー)+00:08
 
 

全日本選手権ロード・男子U23

男子U23カテゴリーは、栃木県那須町から那須塩原市の公道を周回する1周16.0kmのコースを10周、160kmで争われた。
 
上り坂でのアタックが頻発するが、坂が短いため十分なタイム差を稼ぐことができず、集団に追いつかれてしまう。ラスト2周でアタックした地元那須ブラーゼンの小野寺玲が最終周回で捕まると、つぎに動いたのは先週のTTの覇者、小石祐馬(チャンピオンシステム)と新城雄大(那須ブラーゼン)。
 
フィニッシュ直前、この小石に追いついた数名のゴール勝負となり、ロングスプリントを仕掛けた中井路雅(京都産業大)がU23の全日本覇者となった。 
 
 
開催日:2015年6月27日(土)
男子U23 結果(距離:160km)
 
1位 中井路雅(滋賀/京都産業大学)3:55:40.86
2位 黒枝咲哉(大分/鹿屋体育大学)+00:04
3位 岡本隼(和歌山)+00:04
4位 相本祥政(山口/法制大学)+00:04
5位 間瀬勇毅(大阪/京都産業大学)+00:04
6位 松本祐典(京都/明治大学)+00:04
7位 柳瀬  慶明(大阪/Coraggio Kawanishi Cycling Team)+00:04
8位 草場  啓吾(京都/日本大学)+00:04
9位 秋田  拓磨(福井/朝日大学)+00:05
10位 片桐  善也(新潟/日本大学)+00:05
 

J SPORTSで録画放送決定!

 
J SPORTSでは2015年6月27日(土)~28日(日)に栃木県那須町で行なわれた全日本自転車競技選手権大会ロードレースを録画放送する。日本チャンピオンの座を巡る戦いは必見!

7月4日 (土) 午後1:30~3:00  J SPORTS 4
http://www.jsports.co.jp/cycle/
 
 

問い合わせ先

日本自転車競技連盟
http://jcf.or.jp