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萩原麻由子 勝利のコメント

現在イタリアで開催中の第26回ジロ・ローザ。この女子ロードレース最高峰のステージレースで、日本チャンピオンの萩原麻由子(ウィグル・ホンダ)が第6ステージ(トレヴィーゾ~モルベーニョ102km)でみごとステージ優勝を飾った。

 

text&photo:Sonoko Tanaka

第26回ジロ・ローザ 第6ステージ優勝!

 

ジロ・ローザの第6ステージは、トレヴィーゾ~モルベーニョ102kmに3つの山岳ポイントを含むコースレイアウト。

 

萩原はラスト22km、このステージ最後の山岳ポイントCaspano(カテゴリー2)の上りでアタック。そのまま独走し、集団に24秒の差をつけて、喜びで顔に手を当てながらモルベーニョの街にフィニッシュした。

 

 

「とてもハードな1日でした。私の仕事はチームのエースためにできるだけ長く逃げ続けて、他のライバルチームにダメージを与えることでした。勝てたことは信じられないけど、本当にうれしく思います。残り3ステージ、調子はいいので今日のようないいレースをしてチームでエースの総合優勝を勝ち取りたい。」と萩原は語った。

 

 

現在ウィグル・ホンダチームは、マラ・アボット(アメリカ)かエリサ・ロンゴ・ボルギーニ(イタリア)で総合優勝をねらっている。

 

萩原を含めた3人が総合トップから1分以内に入っている。第6ステージの萩原の攻撃によって総合上位2選手が脱落し、ロンゴ・ボルギーニが総合5位から4位に、アボットが9位から8位に順位を上げ、萩原自身も12位から7位にジャンプアップした。

 

 

残りは3ステージ、第7ステージは山岳が2つ、第8ステージは21.7kmの個人タイムトライアル、最終日の第9ステージは1級山岳にゴールするステージが待っている。チームにとって、総合逆転へ向けて、いままで以上に厳しいステージになることが予想される。

 

 

 

 

 

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