Raphaスーパークロス野辺山2015が11月28日、29日に長野県南佐久郡野辺山高原の滝沢牧場で開催され、今年も大勢のファンがシクロクロスを堪能した。
2010年に誕生し、翌年からUCI公認レースもスタートさせた野辺山シクロクロスは、今や日本を代表するシクロクロスの1戦だ。2013年からは主なカテゴリーのレースが土日ともに開催されるようになり、メインイベントであるUCIレースも2日間楽しめるようになった。
大会初日は晴天に恵まれ、野辺山シクロクロスを象徴する雪を抱いた八ヶ岳が青空に映えていた。風は冷たかったが、日中は日差しの強さに上着を脱ぎたくなるほど。コースも予想外にコンディションが良く、野辺山名物の泥セクションは残念ながら(?)しっかりと固まった道ができあがっていた。
6年目の今年は、メーカーブースと飲食ブースがパワーアップ。会場に入るとまずケータリングカーが美味しそうな匂いで来場者を出迎えてくれる。走る前、観る前にまずは腹ごしらえということだ。
海外から来日した選手たちも、ただレースに参加するだけではないのが野辺山スタイル。初日にはイベントの1つとしてティム・ジョンソンのCXスクールが15名限定で開催された。
そして急遽初参加が決まったベルギーのベン・ベルデンも、2日目にチャンピオンシステムが先着10名限定でテクニカルライドを行い、日本のライダーたちと交流していた。