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エンジョイ6ホイールライフ! ホンダ・フリードスパイクにロードバイクを車載

6ホイール企画第2弾。トヨタ・シエンタに続いて登場するのはホンダの“ちょうどいい”ミニバン「フリードスパイク」。

我々サイクリストにとっても“ちょうどいい”のか、自転車2台を積み込んでチェック!
 
text:赤嶺文昭

コンバクトなボディーサイズに使いやすさが同居する!?

現全日本ロード女子チャンピオンの萩原麻由子が所属するウィーグルホンダのスポンサーでもあるホンダは、自転車乗りのマインドにも近いものがある。

フリードスパイクにはガソリン車とハイブリッド車があって全長×全幅×全高は4210mm×1695mm×1715mm(ハイブリッド車の値。ガソリン車:1720mm)。コマーシャル「ちょうどいい」が印象的だったコンパクトミニバン フリードの派生車種だ。

フリードが3列シートなのに対して、フリードスパイクは2列シート。ファミリーカー的なフリードに対して、フリードスパイクはアウトドア的な趣味にガンガン使えそうなアクティブなイメージだ。コンパクトなボディサイズの取り回しのよさと、反転フロアボードと多彩なシートアレンジで荷室を自在に使えるのが大きな魅力。リアシートを倒した時のラゲッジ長は助手席が一番後ろの時でも1775mm。これならロードバイクのタイヤを外さずにそのまま積み込むことが可能だ。ちなみに3列シートのフリードの方は2列目、3列目をたたんだ時の荷室長が1445mmだ。
 
リアシート使用時のラゲッジの奥行きは925mm、テールゲートの最大開口幅1160mm、開口高さ1045mm(ガソリン車1080mm)と荷物の積み降ろしもしやすい設計だ。
リアシート使用時のラゲッジの奥行きは925mm、テールゲートの最大開口幅1160mm、開口高さ1045mm(ガソリン車1080mm)と荷物の積み降ろしもしやすい設計だ。
多彩なシートアレンジと、アルミを一部に使った反転フロアボードとの組み合わせでさまざまなラゲッジの使用が可能。
多彩なシートアレンジと、アルミを一部に使った反転フロアボードとの組み合わせでさまざまなラゲッジの使用が可能。
リアシートを倒せばロードバイク2台をそのまま積み込むことも可能だ。前輪は横に向けないとドアは閉まらなかったが、それでも写真の通り荷物もたくさん収納できる。
リアシートを倒せばロードバイク2台をそのまま積み込むことも可能だ。前輪は横に向けないとドアは閉まらなかったが、それでも写真の通り荷物もたくさん収納できる。
フリードスパイクのリアドアは両側スライドドア。グレードによっては両側パワースライドドアの設定もある。開口幅は600mm、フロア高395mm。
フリードスパイクのリアドアは両側スライドドア。グレードによっては両側パワースライドドアの設定もある。開口幅は600mm、フロア高395mm。
今回はローラー台とバイクスタンドを利用して自転車を積み込んだ。実際にクルマで移動する場合には、タイダウンフックを利用してベルト等で固定すれば、より安定するだろう。
今回はローラー台とバイクスタンドを利用して自転車を積み込んだ。実際にクルマで移動する場合には、タイダウンフックを利用してベルト等で固定すれば、より安定するだろう。
ラゲッジの4カ所にタイダウンフックが装備されていて、これを利用してベルト等で自転車を固定することが出来る。
ラゲッジの4カ所にタイダウンフックが装備されていて、これを利用してベルト等で自転車を固定することが出来る。
前輪を外して車室内用バイクキャリアでも積み込んでみた。キャリアの全長がタイヤハウスに干渉するためフロントシート側にセットすることになる。3列シートのフリードの場合はこちらの積み方になりそう。
前輪を外して車室内用バイクキャリアでも積み込んでみた。キャリアの全長がタイヤハウスに干渉するためフロントシート側にセットすることになる。3列シートのフリードの場合はこちらの積み方になりそう。

問い合わせ先

本田技研工業
0120-112010
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