「スマートペダル・プロジェクト」がスタート！

スマートペダル・プロジェクトでは、「車道が原則」「傘差し運転の禁止」「子供のヘルメット着用」といった基本的なルールを守ることについて、民放ラジオ101局が一体となって告知スポット放送などを展開し、啓蒙を行っていく。また、キャンペーン特設ウエブサイトが展開され、各局８人のラジオパーソナリティが出演するキャンペーン動画も配信される。

主催者の日本民間放送連盟 ラジオ委員長の入江清彦氏によると、「高級なスポーツバイクを含め、自転車は近年健康志向や環境問題への関心の高まりから利用者が増えている。一方で、ルールやマナーが徹底されず、事故がなかなか減らない。そこで新しい年度が始まり自転車の利用も増える3月～４月にかけて、ラジオを通じ、クルマの運転者に対しても自転車交通について意識を高めてもらうねらいがある」とのことだ。

 

キャンペーン初日となる3月21日（月・祝）は、都内にてキックオフイベントが開かれ、ニッポン放送アナウンサーで自身も自転車乗りである吉田尚樹さん、サイクルロードレース実況でおなじみのJ-WAVEナビゲーター・サッシャさん、そして「愛人にしたいタレントNo.1」として人気の橋本マナミさんによるトークセッションが行われた。
 
橋本さんは４台の自転車を所有し、ふだんから都内の移動を自転車でこなすほどの自転車好き。今回はセクシーなサイクリングスタイルに身を包み、「観賞＆サイクリング用」として使っている愛車を持ち込んだ。
 
トークセッションの中で橋本さんは「自転車のマナーを守らない人がいることが気になります。このキャンペーンを通じて自転車マナーが向上し、もっと自転車が活用されるようになるといいですね」と話した。
 
 

民放ラジオ局という、一般的にメジャーなメディアがこうした自転車マナーや交通ルールを啓蒙するキャンペーンを展開することは、我々スポーツバイク乗りにとっては良い話題といえるだろう。当然多くの人々へ訴求されるだろうし、またクルマを運転中ラジオを聴いている人も多いので、ドライバーに対する啓発としても効果が期待できる。
 
なお、キャンペーン期間中、ウエブサイト上のアンケートに回答すると、抽選で101人に特製リフレクションバンドがプレゼントされる。101人という数は、民放101局統一を記念する数だ。ぜひ応募してゲットし、身に着けて走行することでキャンペーンの一翼を担ってみてはいかがだろうか。