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MERIDA新型旗艦ディスクロード、SCULTURA DISCが発表
2016.04.09
28Cのタイヤまで装着可能
第100回記念大会となった先週末のロンド・ファン・フラーンデレンで史上初のチーム全員揃ってディスクロードを投入したランプレ・メリダ。その新しい時代を切り開いたバイク、新型スクルトゥーラディスクが発表された。
山岳ステージから、平坦気味のコースでも使えるセミエアロのオールラウンダーとして昨年デビューした現行スクルトゥーラをベースにディスクブレーキ化。軽い走りはそのままに、28Cタイヤが装着可能なワイドクリアランスを得て、パヴェなど荒れた路面のレースでも使える快適性能を得た。
フラッグシップモデルとなるスクルトゥーラCF4のフレーム重量は900g(54サイズ)で、競合の平均的な重量よりも軽量。アルミニウムモデルのライト(フレーム重量:1500gもある)欧州MTB市場で大きなシェアを持つMERIDAならではのノウハウを投入した鍛造アルミニウム製の放熱フィン「ディスククーラー」をリアキャリパーに装着し、長い峠の下りなどの過酷な条件でも安定した制動力とフェイルセーフを実現している。 ライダーの足の後ろにあるリアブレーキは、特別な放熱対策が必要だとメリダは考えたからだ。鍛造アルミニウム製の放熱フィンによって、一定条件下で35℃の冷却を実現した。
UCIのニュートラルサポート基準に基づいてフロントローターには160mmを採用。アクスルはフロント12×100mm、リア12×142mmで、スルーアクスルながらクイックリリース並みの脱着速度を実現したR.A.Tスルーアクスル(CF4のみ)を搭載。
新型SCULTURA DISCの詳細については、ベルギー・コルトレイクの発表会より4/20発売の本誌にて紹介する。