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BMCがTTとトライアスロンに向けて新たなエアロバイク、「タイムマシーン01」を発表!
2016.11.11
「タイムマシーン01」は「世界一速い」バイクのために、最新の空力技術を導入することはもはや当然のこととして、それに加えてライダー自身の最適なポジションを出しやすくすることで出力を維持・バイクの安定性の確保を可能とすることを目指した。
本フレームにおけるエアロダイナミクス形状は、スイスの空力学専門会社としてF1の設計に深く携わってきた実績のある「Sauber Engineering」と、2年間の共同開発パートナーシップを結びフレーム開発を行った。これによってBMCの掲げる開発コンセプトである「SubA」がさらに進化した。開発段階では、コンピューター上で行われるCFD解析や、空洞実験室、実際のオンロードとベロドローム(室内バンク。BMC本社の向かいにあるとのこと)において実走テストが行われた。
結果として、従来の開発に当たって見落とされがちだった「横風」による影響や、ライダーが実際に乗った状況での性能、また実際にバイクに乗るときには必ずつけるであろう、ボトルやストレージボックスの装備についても考慮され設計されている。
また、その結果としてバイクの安定性や乗り手に合ったポジションを維持することの必要性がより重要視され、つまりはライダーが自信を持って扱えるバイクであることが求められた。
本フレームにおけるエアロダイナミクス形状は、スイスの空力学専門会社としてF1の設計に深く携わってきた実績のある「Sauber Engineering」と、2年間の共同開発パートナーシップを結びフレーム開発を行った。これによってBMCの掲げる開発コンセプトである「SubA」がさらに進化した。開発段階では、コンピューター上で行われるCFD解析や、空洞実験室、実際のオンロードとベロドローム(室内バンク。BMC本社の向かいにあるとのこと)において実走テストが行われた。
結果として、従来の開発に当たって見落とされがちだった「横風」による影響や、ライダーが実際に乗った状況での性能、また実際にバイクに乗るときには必ずつけるであろう、ボトルやストレージボックスの装備についても考慮され設計されている。
また、その結果としてバイクの安定性や乗り手に合ったポジションを維持することの必要性がより重要視され、つまりはライダーが自信を持って扱えるバイクであることが求められた。
そのことから「タイムマシーン01」に取り入れられた機能は以下のものとなった。
まず、今日のエアロロードバイクでも主流になりつつあるインテグレーテッド技術。ハンドルから各ブレーキに至るまでを徹底的にフレームに”統合”していくことを追求した。そして空力に悪影響を及ぼさないハイドレーションや収納スペースの確保。図面上のコンセプトバイクではなく、実際に乗って使うこと前提としたオプションを用意。
また、複雑なフレーム形状において内蔵するワイヤの取り回し次第で生じるブレーキ性能の低下を防ぐために、トップチューブに独自のブレーキブースターを組み込んだ。この機構によってVブレーキタイプの専用ブレーキとレバーの引きしろを調整し、ダンシング時のフレームのたわみによるホイールとブレーキの接触の問題や、利きの悪さを解消した。
その上で、TTからトライアスロンレースまで、一台でどちらもこなせてしまうというフレームの懐の広さを持たせた。シートポストをシートチューブの延長線上に設ける場合はロードのTT仕様、トップチューブ側にセットする場合はトライアスロン仕様のポジションを出すことができる。
ハンドルまわりは高いパッド位置でのエアロパフォーマンスを実現させる「Vコクピット」ハンドルシステムと、トップチューブの延長に位置する「フラットコクピット」、それぞれを選択可能とした。
まず、今日のエアロロードバイクでも主流になりつつあるインテグレーテッド技術。ハンドルから各ブレーキに至るまでを徹底的にフレームに”統合”していくことを追求した。そして空力に悪影響を及ぼさないハイドレーションや収納スペースの確保。図面上のコンセプトバイクではなく、実際に乗って使うこと前提としたオプションを用意。
また、複雑なフレーム形状において内蔵するワイヤの取り回し次第で生じるブレーキ性能の低下を防ぐために、トップチューブに独自のブレーキブースターを組み込んだ。この機構によってVブレーキタイプの専用ブレーキとレバーの引きしろを調整し、ダンシング時のフレームのたわみによるホイールとブレーキの接触の問題や、利きの悪さを解消した。
その上で、TTからトライアスロンレースまで、一台でどちらもこなせてしまうというフレームの懐の広さを持たせた。シートポストをシートチューブの延長線上に設ける場合はロードのTT仕様、トップチューブ側にセットする場合はトライアスロン仕様のポジションを出すことができる。
ハンドルまわりは高いパッド位置でのエアロパフォーマンスを実現させる「Vコクピット」ハンドルシステムと、トップチューブの延長に位置する「フラットコクピット」、それぞれを選択可能とした。
今回の「タイムマシーン01」の開発にあたってはトライアスロンのユーザーを意識している。それによってミドルからロングディスタンスまで、トライアスロンで頂点を極めるためのエアロバイクとなった。しかし上記のようにポジションの調整可能な部分に幅を持たせることにより、UCI規定を受けるロード種目でのTTにも対応するバイクとして完成した。
また、同一のフレーム形状を使用しつつ、ハンドルシステムを通常タイプとする「タイムマシーン02」もラインナップされる。ダイレクトマウントブレーキや「フラットコクピット」の仕様となり、価格が抑えられている。
これまでの「エアロダイナミクス一辺倒」の時代を終えて、「そのライダーにとっての最速」が考え抜かれた次世代のバイクとして、次なる活躍が期待されるだろう。
「タイムマシーン01」
サイズ:S、M-S、M-L、L
シマノ・R9150デュラエースDi2完成車価格/149万円(税抜)
スラム・レッドeタップ完成車価格/126万円(税抜)
シマノ・アルテグラDi2完成車価格・98万円(税抜)
フレームセット価格/79万円(税抜)
「タイムマシーン02」
サイズ:S、M-S、M-L、L
シマノ・アルテグラDi2完成車価格・70万円(税抜)
シマノ・アルテグラ完成車価格・43万円(税抜)
シマノ・105完成車価格・34万円(税抜)
フレームセット価格/30万円(税抜)
また、同一のフレーム形状を使用しつつ、ハンドルシステムを通常タイプとする「タイムマシーン02」もラインナップされる。ダイレクトマウントブレーキや「フラットコクピット」の仕様となり、価格が抑えられている。
これまでの「エアロダイナミクス一辺倒」の時代を終えて、「そのライダーにとっての最速」が考え抜かれた次世代のバイクとして、次なる活躍が期待されるだろう。
「タイムマシーン01」
サイズ:S、M-S、M-L、L
シマノ・R9150デュラエースDi2完成車価格/149万円(税抜)
スラム・レッドeタップ完成車価格/126万円(税抜)
シマノ・アルテグラDi2完成車価格・98万円(税抜)
フレームセット価格/79万円(税抜)
「タイムマシーン02」
サイズ:S、M-S、M-L、L
シマノ・アルテグラDi2完成車価格・70万円(税抜)
シマノ・アルテグラ完成車価格・43万円(税抜)
シマノ・105完成車価格・34万円(税抜)
フレームセット価格/30万円(税抜)