トピックス
チネリからニューモデル「スーパースター」登場 ディスクブレーキモデルも
2016.11.28
チネリの歴史、ポリシー
ジロ・ディ・ロンバルディアやミラノ〜サンレモでの優勝経験もある優秀なプロ選手であったチーノ・チネリが、引退後の1948年に興したのが、自らの名を冠した『チネリ』。チーノ本人はフレームビルダーではなく、自身の目利きとしての能力で選んだ素材を使って、腕の良い職人に作らせることで、優れたフレームを世に送り出した。
フレームメーカーとしてだけでなく、問屋でもあったチネリは、パイプメーカーのコロンブス社創業者であるアンジェロ・ルイージ・コロンボとの親交を深めた。後に、コロンブス、チネリ、3Tの3社によるグループ会社『グルッポ』の傘下に入り、さらにコロンブスとの関係が密接になる。(現在3Tは別会社)
現在では、車体のデザインや価格帯の設定などをチネリが行い、それに対してコロンブスが素材や機能などの設計を行う。そして、両社で討論を重ね、ニューモデルが登場するのだ。アギド氏によると、チネリではモデル名も重視している。モデルのコンセプトなどを反映したネーミングを、時間をかけて選んでいるのだそうだ。
「ユーザーに、数多くのブランドのなかからチネリのバイクを選び、所有する喜びを感じてもらうためだ。バイクライフは自転車を手に入れたときから始まるのだから」。
フレームメーカーとしてだけでなく、問屋でもあったチネリは、パイプメーカーのコロンブス社創業者であるアンジェロ・ルイージ・コロンボとの親交を深めた。後に、コロンブス、チネリ、3Tの3社によるグループ会社『グルッポ』の傘下に入り、さらにコロンブスとの関係が密接になる。(現在3Tは別会社)
現在では、車体のデザインや価格帯の設定などをチネリが行い、それに対してコロンブスが素材や機能などの設計を行う。そして、両社で討論を重ね、ニューモデルが登場するのだ。アギド氏によると、チネリではモデル名も重視している。モデルのコンセプトなどを反映したネーミングを、時間をかけて選んでいるのだそうだ。
「ユーザーに、数多くのブランドのなかからチネリのバイクを選び、所有する喜びを感じてもらうためだ。バイクライフは自転車を手に入れたときから始まるのだから」。
「スーパースター ディスク」が登場!
さて、そうした流れの中、2017モデルでは、これまでの『サエッタ』に代わり、ニューモデルの『スーパースター』が登場した。
ラインナップにおいてはコンフォート寄りのミドルグレードであるが、それだけに、多くのユーザーを満足させるべく、様々な工夫が取り入れられている。ベンドしたトップチューブは、路面からの強い衝撃に対してヘッドアングルを一定に保ち、ハンドリングを安定させる狙いのGCD(Geometry Controlled Deformation)コンセプトによるもの。
さらに大きなトピックスの1つがチネリ初となるディスクブレーキモデルの登場だろう。『スーパースター ディスク』は、フラットマウントのディスクブレーキと、前後12mmのスルーアクスルを採用した車体。ノーマルブレーキのスーパースターは太さ25mm幅のタイヤに対応しているが、スーパースター ディスクは28mmまで対応している。また、円高の影響で、全体的に昨年よりも値下げされているのはユーザーにとって嬉しいお知らせだ。
ラインナップにおいてはコンフォート寄りのミドルグレードであるが、それだけに、多くのユーザーを満足させるべく、様々な工夫が取り入れられている。ベンドしたトップチューブは、路面からの強い衝撃に対してヘッドアングルを一定に保ち、ハンドリングを安定させる狙いのGCD(Geometry Controlled Deformation)コンセプトによるもの。
さらに大きなトピックスの1つがチネリ初となるディスクブレーキモデルの登場だろう。『スーパースター ディスク』は、フラットマウントのディスクブレーキと、前後12mmのスルーアクスルを採用した車体。ノーマルブレーキのスーパースターは太さ25mm幅のタイヤに対応しているが、スーパースター ディスクは28mmまで対応している。また、円高の影響で、全体的に昨年よりも値下げされているのはユーザーにとって嬉しいお知らせだ。