トピックス
サイクリングアイランド四国・四国一周1000キロルート発表!
2017.03.15
四国がサイクリングで一つになる!
愛媛県は2017年3月14日、同県をスタートとして四国を周遊するサイクリングルート「四国一周1000キロルート」を発表。今回の1000キロルートは基本ルートとなり、今後は初級者、中級者、上級者向けにコースを作成予定。また四国の各県ごとに独自のコースを設定する構想もある。
会見では中村時広・愛媛県知事による方針発表や、ルートの監修を行ったプロサイクリスト・門田基志選手によるルート説明。四国一周PR大使に就任した女優&エッセイスト・一青妙(ひととたえ)さんへの委嘱式や、四国一周フラッグへのサインが行われた。
まずは11日間で四国一周
今回設定された基本ルートは、愛媛県をスタート地点とし11日間かけて、香川県、徳島県、高知県を巡り、四国を一周するコース設定となっている。
愛媛県は6年前から本格的にサイクリングへの取り組みを進めており、これまで「しまなみ海道」をサイクリストの聖地にするという目標を掲げ、しまなみ国際サイクリング大会の開催や、台湾の日月潭との姉妹交流を提携。さらに、愛媛県をサイクリングパラダイスにするという方針の下、全県下26コースのサイクリングルートの選定やサイクリングの日制定などの施策を積極的に行ってきた。
愛媛県は6年前から本格的にサイクリングへの取り組みを進めており、これまで「しまなみ海道」をサイクリストの聖地にするという目標を掲げ、しまなみ国際サイクリング大会の開催や、台湾の日月潭との姉妹交流を提携。さらに、愛媛県をサイクリングパラダイスにするという方針の下、全県下26コースのサイクリングルートの選定やサイクリングの日制定などの施策を積極的に行ってきた。
四国全体をサイクリングアイランドに!
そうした一連の取り組みとして、今回新たに行われるのが”四国全体をサイクリングアイランド”にするという構想だ。
これは美しい自然景観や四国遍路で育まれたおもてなしの文化など、サイクリングに適した地域資源を生かし四国全体でその魅力を広く発信することで、サイクリストを始めとする観光客を国内外問わず呼び込み、観光振興を図る計画。今回の「四国一周1000キロルート」はサイクリングアイランド四国プロジェクトパートナーの門田基志選手監修のもと、実走調査等を重ね、安全性にも配慮し、サイクリスト目線で選ばれたルートとなっている。
これは美しい自然景観や四国遍路で育まれたおもてなしの文化など、サイクリングに適した地域資源を生かし四国全体でその魅力を広く発信することで、サイクリストを始めとする観光客を国内外問わず呼び込み、観光振興を図る計画。今回の「四国一周1000キロルート」はサイクリングアイランド四国プロジェクトパートナーの門田基志選手監修のもと、実走調査等を重ね、安全性にも配慮し、サイクリスト目線で選ばれたルートとなっている。
愛媛県が作成した一周ルートイメージムービー
PR大使・一青妙さんの今後の意気込み
今回、サイクリングアイランド四国をPRするにあたって「四国一周サイクリングPR大使」に就任した一青妙さん。台湾一周サイクリングやしまなみ海道走破経験をもつ彼女が、今後の意気込みを語ってくれた。
「父が台湾人で母が日本人のハーフなんですれども、もう一つの祖国である台湾がまさにサイクリングアイランドとして、一周することを環島と書いてファンダオと読んでおります。そして、それを本当に多くの人がチャレンジして楽しんでおります。」
「そのような形で四国も今後1000kmというルートが多くのサイクリストの人たちのみならず、いろんな観光客の人にとってそんなサイクリングを楽しめる場所として、さらにサイクリングを通じて、国境を超えた最適な場所へと四国が発展していって、そういう交流もたくさんできるようになればいいなと思っています。」
コース作成についてこだわり
また今回コースの監修を行った門田選手は、こだわった点や四国一周コースの強みについて語ってくれた。
「サイクリストにとって、第一に考えなければいけないのは安全です。例えば日本語がわからない人でも、どんどん来てくれると僕は思っているので、その人たちがわからない交通ルールがなんとなくわかって安全に走れて、その上で、いい景色、いい場所、美味しいものなど、見せるべき日本をどう見せていくかという基準でコースを設定しています。」
四国一周コースの魅力
さらに四国一周のルートは、他にはない圧倒的な魅力があると門田選手は続ける。
「四国全体が他のエリアと比べても、絶対勝てるという自信があるのが1200年続く遍路文化。僕は愛媛県今治市出身なんですが、やはりお遍路さん、旅人を気持ちよく受け入れる、受け入れ慣れているエリアが四国には多いです。」
「サイクリストにとっても、愛媛の今治だったら農家の人が「いま安いよ、食べていき」ってみかんをくれたりとか。飲み物を持って来てくれたりとかっていう文化がいまだにあるんですよね。地元の人とのふれあいを通じて、四国一周回ったあと「しまなみ」を走る人もいれば、八十八ケ所のお寺を回る人もいる。すごく広がりのある構想だと思います。」
「四国全体が他のエリアと比べても、絶対勝てるという自信があるのが1200年続く遍路文化。僕は愛媛県今治市出身なんですが、やはりお遍路さん、旅人を気持ちよく受け入れる、受け入れ慣れているエリアが四国には多いです。」
「サイクリストにとっても、愛媛の今治だったら農家の人が「いま安いよ、食べていき」ってみかんをくれたりとか。飲み物を持って来てくれたりとかっていう文化がいまだにあるんですよね。地元の人とのふれあいを通じて、四国一周回ったあと「しまなみ」を走る人もいれば、八十八ケ所のお寺を回る人もいる。すごく広がりのある構想だと思います。」
食べ物だけでも全く顔が違う
いつも先頭に立って愛媛のサイクリング文化普及に取り組み、今回の活動についても誰よりも熱心に取り組む中村知事。そんな知事に、四国一周の楽しみ方について聞いた。
「四国にはそれぞれの魅力があります。例えばそれぞれを代表する食文化も、愛媛であれば果物の柑橘類。高知であればカツオのたたき。徳島だったらお菓子の鳴門の金時。香川はうどん。と、食べ物だけでも、全く顔が違うわけです。それだけの魅力が四国一周で満喫できる。すばらしい空間だと思います。」
「本当にあの自然の風景、食文化、人情、それを全て贅沢に味わえる空間が''四国サイクリングルート''ということを、ぜひ世界の方々に情報発信していきたいと思います。」
さらに中村知事は会見で、次の構想も語ってくれた。
「できれば四国一周した後には、サイクリストの聖地であるしまなみ海道の”サイクリストの聖地”モニュメントに行く、というようなストーリーを確立できればと考えております。」
同会見終了後は「四国一周サイクリングぐるっとPRツアー」の出発式も行われた。
「四国にはそれぞれの魅力があります。例えばそれぞれを代表する食文化も、愛媛であれば果物の柑橘類。高知であればカツオのたたき。徳島だったらお菓子の鳴門の金時。香川はうどん。と、食べ物だけでも、全く顔が違うわけです。それだけの魅力が四国一周で満喫できる。すばらしい空間だと思います。」
「本当にあの自然の風景、食文化、人情、それを全て贅沢に味わえる空間が''四国サイクリングルート''ということを、ぜひ世界の方々に情報発信していきたいと思います。」
さらに中村知事は会見で、次の構想も語ってくれた。
「できれば四国一周した後には、サイクリストの聖地であるしまなみ海道の”サイクリストの聖地”モニュメントに行く、というようなストーリーを確立できればと考えております。」
同会見終了後は「四国一周サイクリングぐるっとPRツアー」の出発式も行われた。
「四国一周サイクリングぐるっとサイクリングツアー」は愛媛県庁をスタート地点として、メディア関係者らとともに四国各4県の県庁などを訪問し、サイクリングルートをPRするもので、2017年3月14日(火)より4日間の日程で行われ、再び愛媛県松山市へゴールする行程となっている。
ルートの詳細は「サイクリングアイランド四国」公式HPから
http://cycling-island-shikoku.com
今回サイスポツイッターアカウントでも、速報をアップしているのでチェックしてほしい。
https://twitter.com/cyspo
ツアーに関する詳細記事についても、後日アップ予定。お楽しみに!