スペシャライズドのアルミフレームというと、どんな印象を持つだろうか。昨今のラインナップだと「入門グレードなんでしょ」と片付けてしまってはいないだろうか。だがそれは少しもったいない話。カーボンフレーム全盛の今だが、かつてはそのボジョションをアルミフレームが担っていた。各社が軽くて高剛性で、それでいて快適性もあってというキャラクターをアルミフレームで作るべく、さまざまな合金を採用したり、バテットしたり、形状を工夫したりしていた。その競争の末に生み出された技術で作られたフレームが、今は低価格で手に入れることができるのだ。いい時代。
ではそのフレームはどれほどのポテンシャルを持っているのか、アレーをよく知る2店長CWSの寺村孝店長と、ナカジマサイクルの三浦茂雄店長に語ってもらった。