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「えひめオレンジサイクリング」が3月開催! 女子ふたりがロードバイクでゆるっと旅してみた
2018.02.17
今年初開催! えひめオレンジサイクリングって?
本年3月の週末(3月3日、4日、10日、11日、17日、18日)6日間、初開催となる「えひめオレンジサイクリング」は、愛媛県のしまなみ海道をはじめとする4海道を舞台に駆け巡るラリー型イベントだ。エリア内に点在する柑橘スポットを訪問し、スマートフォンアプリ「いまどこ+」、または各施設に備えつけの応募券つきパンフレットにてスタンプをゲット。
スタンプの獲得数に応じて、豪華柑橘賞品が当たる抽選に応募することができる。訪れるスポットや走るルートは自由。参加費も無料となっており、どんなサイクリストでも気軽にエントリーすることができるイベントとなっている。
http://ehime-yumeguri.jp/orange_cycling/
……と、小難しく説明をしたが、要は「旬の柑橘類やご当地グルメを食べ、瀬戸内の絶景を自由気ままに疾走する」という夢のような企画。一般のサイクリングイベントのように事前エントリーなど予め準備する必要もないため、誰でも気兼ねなく参加することができるのだ。そんなイベントへ一足先にライター大城が参戦。ノッてる!ガールズEHIMEの大川由生子さん(以下、ユイコさん)とゆるり瀬戸内の旅へ出かけた。
スタンプの獲得数に応じて、豪華柑橘賞品が当たる抽選に応募することができる。訪れるスポットや走るルートは自由。参加費も無料となっており、どんなサイクリストでも気軽にエントリーすることができるイベントとなっている。
http://ehime-yumeguri.jp/orange_cycling/
……と、小難しく説明をしたが、要は「旬の柑橘類やご当地グルメを食べ、瀬戸内の絶景を自由気ままに疾走する」という夢のような企画。一般のサイクリングイベントのように事前エントリーなど予め準備する必要もないため、誰でも気兼ねなく参加することができるのだ。そんなイベントへ一足先にライター大城が参戦。ノッてる!ガールズEHIMEの大川由生子さん(以下、ユイコさん)とゆるり瀬戸内の旅へ出かけた。
柑橘とともに海岸線を『はまかぜ海道』
1日目のルート詳細:https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=dcae2b0e57db409d9698055f1f736210
到着したのは松山空港。搭乗口に降り立った瞬間から、お遍路的おもてなしに感動が止まらない。サイクリスト向け更衣室や輪行袋預かりサービス、工具貸出など大歓迎ムードに包み込まれた。さらに巷で都市伝説と化していた「みかんジュース蛇口」もお出迎え。もちろんここも柑橘スポットなのでスタンプ取得をお忘れなく。
「気候も温暖だし、美味しい柑橘もたくさんあって……とってもいい場所なんですよ!」
そう笑顔で告げるユイコさんの笑顔に癒やされながら、ゆるっとサイクリストの道しるべ”ブルーライン”を進む。空港から約9km先にある松山観光港内「ツクモハーバーテラス」も柑橘スポットのひとつ。柑橘ドリンクほか、地元産の食材を使用したカレーや丼を、静かな瀬戸内海の眺望をとともにいただいた。
さらに先に進むと、旬の柑橘で染まる「道の駅 風早の郷 風和里」に到着。年間を通じて約40種類にもなる柑橘類を取り扱うという道の駅は、柑橘好きにとっては夢のようなスポットだ。数種類を買い込み、急遽「利き柑橘会」をはじめる私たち。
「私のオススメはこの甘平(かんぺい)って柑橘なんですけど、ぜひ食べてみてください!」
勧められるまま甘平を一口ぱくり。途端に口いっぱいにゼリーのような柔らかな食感とフレッシュな甘酸っぱさが広がった。おそるべし愛媛、かんきつ王国の名も伊達じゃない!
「私のオススメはこの甘平(かんぺい)って柑橘なんですけど、ぜひ食べてみてください!」
勧められるまま甘平を一口ぱくり。途端に口いっぱいにゼリーのような柔らかな食感とフレッシュな甘酸っぱさが広がった。おそるべし愛媛、かんきつ王国の名も伊達じゃない!
その後、無事に今治港へ到着。この日はそのまま高速船に乗り弓削島(ゆげじま)へ渡る。暮れゆく太陽を眺めながら波に揺られつつ、穏やかに1日目が終了した。
旬に染まる瀬戸内の島々を巡る
2日目のルート詳細
①https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=2587b1065dd9b41583c4431149ae4748
②https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=53058f937520f254c8e1ce584ac7650c
③https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=89f80060be1d3fc49c9dc41e6ada706c
瀬戸内の島々のじてんしゃ旅と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは『しまなみ海道』かもしれないが、今注目したいのは上島町の3島を結ぶ『ゆめしま海道』。実はこの海道はまだ未完成で、2021年に開通する岩城橋で4島が陸続きとなり完成となる。しかも『しまなみ海道』の生口島(いくちじま)からフェリーで5分という至近なのだ。そんな3年後のブームが約束されている『ゆめしま海道』へ先乗りした。
笑顔のユイコさんとこの日もまったりペダルを漕ぐ。島々を繋ぐ橋の上から雄大な絶景に歓声を上げ、気ままにゆるりと女子旅が続いた。そんな私たちが辿り着いたのは”青いレモンの島”として知られる岩城島(いわぎじま)。採れたてで新鮮なレモンを使用し名産品やスイーツに終始ヨダレが垂れる大城だった。
中でも岩城島名物・レモンポークは必食だ。決してレモン味の豚肉ということではないのでご注意を。レモンをまぜんこんだ飼料を食べて育ったレモンポークは、柔らかで甘みのある脂が特徴。島内の食堂「レモンハート」のレモンポーク丼は、ジューシーな肉と甘めのタレにどんどん箸が進むガッツリ飯。こちらも柑橘スポットなので、ちゃっかりスタンプも取得した。
さて岩城島から生口島に渡り、南下しながら島々を巡る。堂々たる多々羅(たたら)大橋を眺めながら「道の駅 多々羅しまなみ公園」(もちろん柑橘スポット!)第2回利きみかん会を開催。
「わかった! 私が好きなのは天草(清見とみかんとベージを交配した品種)だ!」
「いいですね、わかります。私はこのはれひめ(清見とオセラとみかんを交配した品種)も美味しいなって思いました」
と、昨日よりも確実にパワーアップした柑橘トークに花が咲く。
「わかった! 私が好きなのは天草(清見とみかんとベージを交配した品種)だ!」
「いいですね、わかります。私はこのはれひめ(清見とオセラとみかんを交配した品種)も美味しいなって思いました」
と、昨日よりも確実にパワーアップした柑橘トークに花が咲く。
「道のいたるところで柑橘類が色づいていて、空と海の青とのコントラストがとてもきれいなんです」
その話通り、サイクリングロード沿いの木々には鮮やかな柑橘類が。艶やかに色づいたその景色は、今だけしか見ることのできない何ものにも代えがたいものだった。
「自転車乗りにとっても、柑橘好きにとってもこんなにいい場所だったのね…。いっそのこと移住したいな……」
旅情に耽る大城が思わず漏らした一言。すかさずユイコさんが反応する。
「ぜひ! 待ってますよ!」
そんな優しい笑顔を向けられたら、きゅんとしちゃうじゃない…! 胸の中が甘酸っぱい気持ちで満たされながら、私たちのえひめオレンジサイクリングがゆっくりと幕を下ろした。
2日間で合計5つのスタンプを取得した私たち。あくまでも”ゆるっと”をモットーに走ったため、ルートの組み方によってもっと欲張ってスポットを巡ることも可能だ。ちなみに今回の一番の豪華な賞品は<特別賞・みかんの木オーナー権>!
日本最高峰のみかんの産地・日の丸エリアの温州みかんの木を遠隔栽培する権利を得られるのだとか。サイクリング後も余韻が続く注目のサイクリングイベント。この春は旬のかんきつ王国を旅してみてはいかが?
日本最高峰のみかんの産地・日の丸エリアの温州みかんの木を遠隔栽培する権利を得られるのだとか。サイクリング後も余韻が続く注目のサイクリングイベント。この春は旬のかんきつ王国を旅してみてはいかが?