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【愛媛県】第8回石鎚山ヒルクライム 参加レポート
イベント
2018.09.09
愛媛県にある西日本最高峰の石鎚山では、夏になると石鎚山ヒルクライムレースが開催される。毎年、エントリー開始後すぐキャンセル待ちになるほど人気の高いイベントで、てっぺんを目指し坂を駆けるサイクリストたちの姿は夏の風物詩となっている。
今年は大会前日の9月1日(土)に西日本豪雨災害のチャリティーイベントが開催された。当日はあいにくの雨でライドは中止になったが、大会関係者と一緒に石鎚神社土小屋遥拝殿で、被災地の復興と大会の安全を祈願した。被害に遭われた方々が1日も早くもとの穏やかな生活に戻れるよう、参加者全員で祈念するとともに、復興の一助になればと微力ながら義援金にも参加。神主さんの祝詞にもあったように、サイクリストたちが険しい坂道を前へ前へと懸命に進む姿が、被災地の方々に少しでも勇気を与えられたらと願うばかりだ。
今年は大会前日の9月1日(土)に西日本豪雨災害のチャリティーイベントが開催された。当日はあいにくの雨でライドは中止になったが、大会関係者と一緒に石鎚神社土小屋遥拝殿で、被災地の復興と大会の安全を祈願した。被害に遭われた方々が1日も早くもとの穏やかな生活に戻れるよう、参加者全員で祈念するとともに、復興の一助になればと微力ながら義援金にも参加。神主さんの祝詞にもあったように、サイクリストたちが険しい坂道を前へ前へと懸命に進む姿が、被災地の方々に少しでも勇気を与えられたらと願うばかりだ。
大会当日は雨が上がり、被災地の復興への思いを胸にスタートラインにつく。
カウントダウンが始まりいよいよスタート。直前までは上りきれるか不安でいっぱいだったが、スタートするとそんなマイナスの気持ちはすぐに吹っ飛んだ。沿道では地元の方々が声援を送ってくれたおかげで、たくさん元気をもらった。また、駆け上がれば上がるほど見えてくる壮大な景色は、その場に立ち止まってしばらく眺めていたいくらい美しく、感動しっ放しで、疲れを忘れさせてくれた。
とはいえ、上りが続くと、やはり足が回らなくなり、辛くて下を向いてしまうことも。そんなとき勇気づけてくれたのは、同じてっぺんを目指して駆け上がる参加者の皆さん。「あと少し!がんばろう!!」声援で何度も何度も背中を押してもらい、ゴールできた。ゴール後に西日本最高峰のてっぺんで飲んだ飴ゆは、頑張ったご褒美のようで優しい味だった...
ヒルクライムはしんどいイメージがあると思うが、初めて参加する人でも、景色や他の参加者とのコミュニケーションを楽しみながら参加できる大会なんだなと実感。目標タイムもなんとか達成することができ、非日常の体験を通じて、昨日の自分から成長できたような気がする。もちろん、次回も参加して、皆さんと楽しみながら、達成感を味わいたいと思う。
【TEXT & PHOTO:石鎚山ヒルクライム実行委員会】
第8回 石鎚山ヒルクライム
開催日:2018年9月2日(日)
会場:おもごふるさとの駅(愛媛県 上浮穴郡 久万高原町 相の木 26)
計測区間の走行距離18.4km
総走行距離22.1km
計測区間の標高差合計1100m
平均勾配 6.0%
大会公式サイト