ニュース

ミズタニ自転車が2019モデルよりDMTシューズ取扱開始

新製品
ミズタニ自転車は、2019年モデルよりイタリアのDMTシューズの取り扱いを開始した。

DMTは人技術に最新の素材を組み込んだ製品開発が強みのサイクリングシューズブランド。1978年、イタリア・ヴェローナに設立されたDIAMANT(ディアマント社)。そのブランド名がダイアモンドと言う意味と合わせて「Design(デザイン)」「Material(材料)」「Technology(技術)」の3つの頭文字からDMTと名付けられた。

DIAMANT社の製造技術は世界に認められ、名立たるブランドのOEMを受けることになった。その後、1996年にDMTブランドとしてサイクリングシューズをリリース。高品質なシューズを作ることへの情熱、サイクリストを満足させる高い性能を持った製品を作り続けることがDMTのモットーだ。

 


2016年、リオオリンピック(オムニアム)金メダルや2018年、ジロ・デ・イタリアでのステージ5勝、現イタリアチャンピオンを獲得したエリア・ヴィヴィアーニ(クイックステップ)、元世界チャンピオン、アルデンヌ・クラシック完全制覇やグランツールでステージ優勝しているフィリップ・ジルベール(ベルギー)、プロ通算191勝をしたマリオ・チッポリーニ(イタリア)など数々の名選手とともにDMTは歩んできた。

プロ選手だけではなく、自転車に乗るときシューズに求めること。それは長く履いてもストレスを感じさせないフィット感、そして自身の持つパワーを逃さないようにペダルに伝えること。選手のフィードバックをもとにDMTが持つテクノロジーが注ぎ込まれ開発されている。

 


DMTの履き心地を語るうえで、大事な製法が“袋縫い”。足を包み込むような柔らかい履き心地、これがDMTシューズの最大の特徴となる。

一般的なシューズは、アッパー素材を上からかぶせソールに取付けられている。袋縫いとは、アッパーからの素材を足底で縫うことで、完全に袋になった形状になり、足馴染みの良い柔らかさを実現。足を包み込むような、足に吸い付くような履き心地になる。さらに履き込んでいくうちにアッパーから足底まで足馴染みが良くなり、包み込まれる独特なフィット感を生み出す。

また、全てのモデルにカカトからつま先1ピースの素材を採用し作られている。近年、アジア生産が増えていくなか、現在もヨーロッパの自社工場で生産され、伝統的な確かなデザイン、素材、技術、職人の情熱は絶えることなくDMTシューズが作られている。

 
DMTの製法 “袋縫い”
DMTの製法 “袋縫い”

問・ミズタニ自転車(DMT)