ニュース
【モンベル】秋冬サイクルウエアコレクション2018
新製品
2018.11.05
秋冬ライドはウールで決まり!保温性と蒸れにくさの両立がキーワード
これからの季節に最適なウエアは何か。アウトドアブランドとしての強みを生かしたモンベルのサイクルウエアのイチ推しアイテム、メリノウールプラスサイクルジャージを実際にライドで着用してみた。その性能はいかに。
そろそろ秋冬にかけて身につけるウエアが気になり出す時期。これからの季節に向けて何を着ようか迷っている人に薦めたいのが、ウール素材のサイクルウエアだ。
サイクリングとウールの組み合わせは馴染みは薄いが、アウトドアの世界ではウールの進化に再び注目が集まっている。その訳は、保温性が高く、撥水性に優れ、長時間の使用でも臭いがつきにくいなどの利点があるから。
そんなウール素材の特色を最大限に生かし、アウトドアフィールドで培った技術をサイクリングウエアに注ぎ込んだのが、モンベルの「メリノウールプラスサイクルジャージ」だ。
メリノウールは、メリノ種の最高品種の羊毛を使用しており、チクチクせず、肌触りが心地いい。従来のウールとはだいぶ印象が違うはずだ。そして、最大のポイントはその保温性。単純に温かいだけでなく、吸水拡散性に優れたポリエステルとの2層構造で、運動時に素早く吸汗し、蒸れを放出してくれる。
さらにウール繊維そのものに撥水性が備わっているので、汚れや水滴がつきにくい。また、防縮加工を施しているため、洗濯も簡単にでき、縮む心配もない。秋冬もアクティブに走りたいライダーにとって、いい事づくしのサイクルウエア素材という訳だ。
メリノウールプラスサイクルジャージの背面は、通気性を考慮して、モンベルオリジナル素材のウイックロンZEO(ポリエステル)を使用し、平均重量も254gほどに抑えた。サイクルポケットや反射テープなどはサイクル仕様なので使い勝手もいい。これからのライドにぜひ手に入れたいアイテムだ。
保温性と蒸れにくさを両立した秋冬ライドの新定番アイテム
厚みの違う素材を組み合わせた高機能アンダーウエア
重量わずか55gの ウィンドブレーカー
最適レイヤリングで肌寒い日も心地いい
林道ライドも含めたロングキャンプツーリングに使用してみた
高原などで朝方に気温がグッと下がるシチュエーションでも保温性は抜群。峠の上りなど、運動強度が高いライド中は、逆に暑く感じるくらいだったが、汗をアンダーとメリノウールプラスで吸水してくれ、肌がベタつくことも少なく、乾きも速かった。キャンプ泊して着続けても匂いがさほど気にならなかったのも好印象。
メリノウールプラスサイクルジャージをまずそろえて、そこからアンダーやアウターで合うものを選択していけば、秋冬のロングライドも困ることはないだろう。