キャニオンの新型ツーリングMTB「ニューロンCF」発売サイクルスポーツのニュース

キャニオンのフルサスペンションMTBで最多販売台数を誇る看板モデル「Neuron（ニューロン）」が最新型へとリニューアルした。そのトップモデルが、軽量なカーボンフレームの「ニューロン CF」。よりタフなライドに対応できるよう、新たなサスペンション設計、快適性重視のジオメトリーを取り入れて最新世代へと生まれ変わった。

クロスカントリーレーシングバイク・ラックス（Lux）とトレールバイク・スペクトラル（Spectral）の間に位置するモデルとして、前後130mmトラベルサスペンションを採用。上りも下りも長距離も、マルチに快適に走破できる。そんな夢のバランスを備えたパーフェクトなツーリングバイクへと進化を遂げた。

ニューロンCF 9.0 アンリミテッド（シマノ・XTR）63万9000円
ニューロンCF 9.0 LTD（スラム・X01 EAGLE）56万9000円
ニューロンCF 9.0 SL（スラム・X01 EAGLE）41万9000円
ニューロンCF 9.0 （シマノ・XT）35万9000円
ニューロンWMN CF 9.0（スラム・X01 EAGLE）34万9000円
ニューロンCF 8.0 （スラム・GX EAGLE）30万9000円
ニューロンWMN CF 8.0 （スラム・GX EAGLE）30万9000円
※価格はいずれも税抜・送料別

「ニューロン」シリーズ特設ページ

フルカーボンフレームによる次世代デザインと新型リンク

純粋・精密・躍動というCanyonデザインポリシーの最新作、それがニューロン CF。クリーンなライン構成と無用な凹凸を抑えたフィニッシュは、フルサスペンションMTBの次世代型と言っても過言ではない。

メインフレーム、リアトライアングルは耐久性に優れるフルカーボン製。フレームサイズに応じてチューブ径を調整し、各サイズに最適な横剛性に設計。XS、Sサイズはダウンチューブ径を3mm小径化し、軽量化を実現。XLサイズは7mm大径化し、23%剛性を高めた。各サイズとも最適な剛性を実現、余分な重量を削減した。

また、リアショックを水平に近く配置、改良されたキネマティクスにより、小さな凹凸への反応性を向上。スタンドオーバーハイトを下げ、バイクの操作性を向上。フレームと一体化させた樹脂製リンクを採用、金属部品を内装してベアリングの長寿命化を図っている。高いアンチスクアット設計により、加速性、ペダリング効率、後輪の路面追従性を向上し、トラクションとコントロール性能を高めている。

多用途性とサスペンション

前後130mmトラベルサスペンションを採用するニューロン CFとALは、上りも下りも高い走破性を備える。週末のひと時を楽しむ里山ライドから、山岳地帯を何日も走り続けるようなアドベンチャーライドまでこなせる、パーフェクトなツーリングバイク。そして、高評価を得ているキャニオンのトリプルフェーズサスペンション（センシティブ - ステーブル - プログレッシブ）キネマティクス設計が、高効率な走行を実現。実際のトラベル量を超えるような走りを体感できる。

高耐久ベアリングと整備、利便性の向上

年中無休でトレールを存分に楽しむために。防水性、防塵性を高めたベアリングを採用。ダブルリップシールのベアリングに、プロテクティブキャップ。メインピボットのドライブサイドにはベアリングを2個装備し、チェーンテンションによる高荷重にも十分な耐久性を備える。

そしてダウンチューブにはシフトケーブル及びブレーキホースをカバーする、インテグレーテッドケーブルチャンネルを採用。カバーがフレームプロテクターを兼ねることで、美観と整備性を両立させた。さらに、ヘッドパーツに採用されているインパクトプロテクションユニット（IPU）は、万一の落車時や輸送時に、ハンドルやレバーがトップチューブに衝突するのを防ぐ。

フレームとホイールを固定する後輪のQuixleスルーアクスルシステムは、工具不要でホイールを脱着できるユーザーフレンドリーなパーツ。乗車中はレバーを内装でき、障害物との衝突や破損の可能性を軽減する。

問・キャニオンバイシクルズジャパン