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インタープロ サイクリングアカデミー 2019年体制発表

レース
2019年インタープロ サイクリングアカデミーはUCIコンチネンタルチームとして3年目のスタートを切る。日本在住のオーナー、セバスチャン・ピロットの元、この日本登録チームはダミアン・ガルシア監督を筆頭に16人の選手で世界に挑む。

2018年チームは世界の5大陸、17か国でレースを行い、合計で100日間以上の国際レースを経験し、以下のリザルトを残した。

-Tour de Maroc (2.2 UCI) ステージ優勝及び総合2位
-Tour de Beauce (2.2 UCI) 総合2位
-Vuelta a Castilla y Leon (2.1 UCI) 山岳賞ジャージ獲得
 
今シーズン、インタープロ サイクリングアカデミーは以下の2選手によるダブルエース体制となる。
‐エルナン・アギーレ(コロンビア)
‐アレクセイス・サラモンティンス(ラトビア)


<ダミアン・ガルシア監督のコメント>

「2019年は各大陸で行われる計30以上のUCIレース出場を目指しています。このスケジュールにより、各選手はシーズンを通してレースという
実践の場で経験を積み重ねることが可能となります。我々のチームは年々成長を続けており、今季は特に才能あふれる若手の育成に力を入れています。8か国16人の選手を迎え、そのうち9人がU-23となっています。我々のレーススケジュールのもと、若手選手はプロコンチネンタルやワールドツアーへのステップアップを狙えるでしょう。

今シーズン、チームは2人のチームリーダーを迎えました。まず1人目はアレクセイス・サラモンティンス、UCIワールドツアーチーム(BORA・ハンスグロエ)からの移籍であり、その豊富な経験は若手選手の良いお手本となるでしょう。もう1人は、昨年ツアー・オブ・チンハイレイクで総合優勝したコロンビア人クライマーのエルナン・アギーレです。チームはバランスの取れたメンバー構成となっており、今シーズンも間違いなく結果を残してくれるでしょう。」
 

<スポンサー>
今シーズンはフランスのバイクメーカー、ラピエールのスポンサードを受け、ゼリウス700を使用。また、バイクパーツはシマノよりコンポーネントとホイールのスポンサードを受ける。チームウェアは昨シーズンに引き続きCCN。カーキャリアで有名なスーリージャパンは、チームを最も長くスポンサードしており、今シーズンで9年目となる。さらに新スポンサーとして、鋼線で有名なアメリカの総合商社WCJピルグリムを迎えた。
またチームは、U-19フランス国内最強と呼び声高いチームを運営するバイクショップチェーン、カルチャー・ヴェロともパートナーシップを締結。今シーズン新加入のゴチェ・ナヴァーロ同様に、このチームに所属する選手たちにとって、インタープロ サイクリングアカデミーのUCIカテゴリーでのレースは魅力あるステップアップとなるだろう。
 

 
photo: IPC official
photo: IPC official

2019年所属選手

エルナン・アギーレ(コロンビア/23歳)
マリス・ボグダノビッチ(ラトビア/26歳)
ダヴィ・カサノヴァ(スペイン/21歳)
チャールズ-エティエンヌ・クリスティエン(カナダ/19歳)
エバン・クラウス (アメリカ/19歳)
アドリアン・ギロネット(フランス/24歳)
フロリアン・ウドリ(フランス/24歳)
石原 悠希(日本/21歳)
サイモン・ジョーンズ(アメリカ/19歳)
小山 智也(日本/20歳)
水野 恭平(日本/30歳)
ゴチェ・ナヴァーロ(フランス/18歳)
サムエル・ポンセ アルバレス(アンドラ/24歳)
篠田 幸希(日本/19歳)
アレクセイス・サラモンティス(ラトビア/36歳)
パブロ・トーレス(スペイン/31歳)
 
<拠点>
今シーズン、インタープロ サイクリングアカデミーは日本とフランスの2箇所を拠点に戦う。日本では引き続き長野県飯田市を拠点とし、フランスでは南部の大都市トゥールーズ近郊の街、オキシタニー地方リル=ジョルダンだ。