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高精度セラミックベアリングBB「KOGEL(コゲル)」日本初上陸!

新製品
エヌビーエスはアメリカ製KOGEL(コゲル)ブランドの高精度セラミックベアリングボトムブラケット及び、ディレーラープーリーの取り扱いを開始した。

コゲルはアメリカはテキサス州で生まれ。独自の技術によりベアリングシールを開発し、ロード用は極限まで抵抗を減らし、ダート用はハイレベルな耐候・耐久性を実現させている。これらの高機能シールに守られるコゲルのベアリングには、Grade3、Avec5という高精度のセラミックベアリングがミックスして採用され、全てのボトムブラケットとディレーラープーリーに搭載されている。

 

創業者のアード・ケッセルスはずいぶん前から大きな不満を募らせていた。高価なバイクに陳腐なベアリングが組み付けられて世に送り出されることに。バイクのプロダクトマネージャーにとってベアリングの優先順位は極めて低く、安いパーツが充てがわれることがほとんどだと業界人は皆知っている。その不満を原動力に2013年にテキサス州エルパソにてコゲルベアリングを創業。以下の3つの柱を会社のモットーとした。

1: 高性能バイクに最適な高品質セラミックベアリングの製造
Grade3とAbec5という高精度のセラミックボールベアリングをミックスしてボトムブラケットとディレーラープーリーを提供。オンロード用のディレーラープーリーにはNot for Instagramという名のフルセラミックベアリング仕様(ボールだけでなくレースもセラミック製)もラインナップ。研究施設の中ではなくTERRAINLABと呼ばれる過酷な使用環境を模したフィールドテストを繰り返し品質改良を行っており回転性能だけでなく耐久性も重視。自転車ごときに高性能ベアリングを入れても効果がない?そんなことはない。数十グラムの軽量化よりはよっぽど走りに効くチューニングだと断言できる。

2: オンロード、オフロードと異なる要求に応えるためにそれぞれに適したベアリングシールを開発
好天時のオンロード走行用として開発したロードシールは非接触タイプなので極限まで抵抗を減らしており、クロスシールは接触タイプのシールを採用しているので外部からの汚れに強いことからMTBやシクロクロス、ウェットコンディションのオンロードに最適。ほとんどのボトムブラケットで両方のシールが選択可能なので、様々な用途に応じてベストな製品を提供することができる。

3:アダプターを必要としないあらゆる規格のボトムブラケットを製造する
メジャー規格のBB86(BB92)、BB30、BSA、PF30、386EVOに加えてサーヴェロ、キャノンデール、トレック、スペシャライズドといったメーカー専用規格もラインナップ。加えて主に流通しているクランクメーカーのスピンドル規格(24mm、30mm、GXPなど)にも対応しているのでアダプターを介さず各パーツの性能を発揮できる。全てのボトムブラケットにアルミ削り出しのカップを採用しているので、ベアリングの外圧からの保護やBB周りの剛性アップ、異音トラブル解消など様々な効果がある。


コゲル製品情報
BBの価格は2万3000円〜2万8000円(税抜)、ディレーラープーリーは1万5000円〜3万9000円(税抜)

問・エヌビーエス