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フェルトが2019年も「弱虫ペダルサイクリングチーム」をサポート

レース
設計・素材・技巧で極める最先端のライディングを目指すスポーツバイクブランド「Felt Bicycles(以下フェルト)」の日本での販売元を務めるライトウェイプロダクツジャパンは、2019年シーズンも「弱虫ペダルサイクリングチーム」をサポートすると発表した。

チームはフェルト・FRディスクを使用し、Jプロツアー参戦2年目の飛躍を目指す。


 
フェルト FR ディスク
フェルト FR ディスク


2019年2月10日、国内シクロクロスのシリーズ戦「JCXシリーズ」最終戦「前橋シクロクロス」にて、2019年ロードレースチームの体制発表が行われた。

冒頭で、同チームの監督を務める『弱虫ペダル』作者の渡辺航氏は次のように語った。「『弱虫ペダルサイクリングチーム』は、若手中心で構成された育成チームです。ここから選手が成長して、日本のロードレースがさらに盛り上がることを、チームは目指します。」

2018年シーズン、弱虫ペダルサイクリングチームは国内トップカテゴリーのJプロツアーへの参戦を開始した。序盤こそハイレベルなJプロツアーに苦戦したが、尻上がりに各選手が成長を見せ、最終的にはJプロツアーのTOP-Pと認定されるチーム総合9位でシーズンを終えた。

さらに「織田 聖(おだ ひじり)」がU23の個人総合優勝を飾り、ピュアホワイトジャージを獲得。女子のJフェミニンツアーで2年連続総合チャンピオンの「唐見 実世子」は、参戦16戦中15勝の圧倒的な力で、3年連続のシスターローズジャージを獲得している。

弱虫ペダルサイクリングチームは2019年シーズンも引き続き、JプロツアーとJフェミニンツアーに参戦。今シーズン、チームが使用するロードバイクは「FR ディスク」、TTバイクは「DA」となる。昨年まではロードバイクにリムブレーキモデルを使用していたが、国内レースでディスクブレーキが解禁されたことで、ディスクブレーキを選択した。

 
チームの監督を務める『弱虫ペダル』作者の渡辺航氏
チームの監督を務める『弱虫ペダル』作者の渡辺航氏

選手名は次のとおり(上写真左から)。

織田 聖(おだ ひじり)
昨年はシーズン後半にJプロツアーでのシングルリザルトを連発。総合新人賞のピュアホワイトジャージを獲得しました。今年は、フランスのアマチュアチーム「EC14」(DN3カテゴリー)をメインに走ります。国内のレースでは弱虫ペダルサイクリングチームのジャージで走ります。ヨーロッパで、活動のメインに据えるシクロクロスでの走力アップを図ります。

江越 海玖也(えごし みくや)
江越選手はチーム最年少の1999年生まれ。シクロクロス全日本選手権U23では2位となりました。江越選手の昨年以上の成長に期待です。

村田 雄耶(むらた ゆうや)
群馬グリフィンから新加入。1997年生まれの22歳で、2019シーズンはU23のラストイヤーです。Jプロツアーではピュアホワイトジャージ獲得、全日本選手権ではU23優勝を目指します。

岩崎 晶雲(いわさき しょううん)
2017年のJエリートツアー王者の岩崎選手は、今年でチーム2年目。非常に誠実で優しい人柄が印象的です。Jプロツアー参戦も2年目となり、さらなる活躍が期待されます。

渡辺航先生(監督)

前田 公平(まえだ こうへい)
ついにシクロクロス全日本チャンピオンとなった前田選手。東京オリンピックを見据えて、MTBをメインに活動します。ロードレースへの参戦は昨年より少なくなる予定です。

長塚 寿生(ながつか としき)
新しくロードレースチームのキャプテンとなったのが長塚選手です。所属3年目を迎え、安定した走りが強みです。この冬は、新城幸也選手のタイ合宿にも参加して、今シーズンの走りが期待されます。

唐見 実世子(からみ みよこ)
Jフェミニンツアー絶対王者の唐見選手も東京オリンピックのロードレース出場を目指し、ナショナルチームでの活動がメインとなります。日本の女子ロードレースのレジェンドでもある唐見選手は、今年で45歳。東京2020まで走り抜けます。

 

佐藤成彦GMのコメント:
「ディスクブレーキはコントロール性に優れるため、ブレーキングのタイミングをギリギリまで遅らせることができ、レースにおいてアドバンテージがあります。悪天候時の制動性能の安定性も期待されるところです。」

供給バイク:フェルト FR ディスクシリーズ

弱虫ペダルサイクリングチーム公式サイト

 
FRディスク
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