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新城幸也落車骨折、早速リハビリをスタート

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3月13日、バーレーン・メリダの新城幸也は、タイ合宿最終日に下りで飛び出してきた犬をよけきれず落車。

翌日、チェンマイの大きな病院で再検査をした結果、左肘頭骨骨折と左大転子部裂離骨折と診断された。左大転子(大腿骨)は手術不要という判断だったが、左肘は14日の夜に整復固定のための手術を行い無事成功。


 
左肘のレントゲン写真
左肘のレントゲン写真


レントゲン図左  左大転子部裂離骨折(3年前に手術したスクリューの上部が剥離)
レントゲン図右  整復固定手術を行った左肘
(チェンマイ・ラム・ホスピタルにて)




術後2日目には、リハビリを開始。激しい痛みは伴うものの、術後の経過はとても良好とのこと。歩行についても、体重の半分を左足に加重することが出来、松葉づえでの歩行が可能な状態だ。本人の希望もあり、明日、明後日には退院し、来週中には帰国し日本での治療とリハビリを続けていくことになる予定だ。

 
リハビリを開始した新城。痛みにに顔がゆがむ
リハビリを開始した新城。痛みにに顔がゆがむ

新城は

「また、皆さんに大きなご心配をおかけし、チームや関係者の方々には多大なご迷惑をおかけしてしまいましたこと、大変申し訳ございません。落車した時は、3年前より深刻な事態を疑いましたが、怪我の状況は最悪を免れ、日に日に回復しているのを自分でも感じています。

こんな怪我の多い自分ですが、皆さんからいつもたくさんの励ましのメッセージを頂き、ありがとうございます。本当に励みになっています。復帰にはまだ時間がかかりますが、最善を尽くしてまいりますので、待っていてください」。


とコメントしている。

【text:Miwa IIJIMA】




これまでも大きな怪我を克服してきた彼の、強い回復力を信じて一日も早い現場復帰を祈る。