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大阪の「いばらき」を自転車で満喫!「いばらきの山とまちをつなぐサイクリングツアー」レポート
イベント
2019.03.28
大阪北部・いばらきを自転車で走ってみよう!
大阪の“いばらき”は、まだまだ知られていないサイクリングスポットがあるって知っていた?
梅田などの大阪の一大繁華街である「キタ」や、京都の中心部まで電車や車でアクセスの良い大阪北部の町、茨木市。
近年は彩都の開発などで、ベッドタウンとしての人気も高いこの茨木は、実は周辺の箕面市や能勢町などと並ぶ、北大阪のサイクリストにとってはお馴染みの場所でもある。
それは、市街地から数分走るだけで里山が広がっているという環境の良さからだ。少ない交通量のなか起伏に富んだ地形を走り続けることができると、まさにサイクリングにうってつけであるだけでなく、安威川(あいがわ)の渓流沿いなどを走っていると、ちょっとしたショートトリップ気分を味わえるのだ。
その安威川周辺地域では現在、「安威川ダム」が建造されている。これは100年に一度レベルの水害から、下流部の周辺地域を守るという治水機能を主な目的としており、2014年より2021年2月の完成に向けて着々と進んでいる。建造中のダムを、それも市街地にほど近い距離から眺めることができるというのは、現在の国内ではかなか無い状況なのではないだろうか。
そんな茨木市を自転車を活用して楽しんでもらい、広く発信することを目的として、3月23日(土)に「いばらきの山とまちをつなぐサイクリングツアー」が開催された。
当日は50人を超える一般参加者が会場である忍頂寺スポーツ公園・竜王山荘に集結。はじめにサポートに駆けつけたコラッジョ川西サイクリングチームの選手たちから安全走行のためのノウハウを実技を交えて学び、この地域で生産・加工された食材に彩られたお弁当をいただいてから、初級、中級、上級の3つのコースに分けていよいよスタートだ。
梅田などの大阪の一大繁華街である「キタ」や、京都の中心部まで電車や車でアクセスの良い大阪北部の町、茨木市。
近年は彩都の開発などで、ベッドタウンとしての人気も高いこの茨木は、実は周辺の箕面市や能勢町などと並ぶ、北大阪のサイクリストにとってはお馴染みの場所でもある。
それは、市街地から数分走るだけで里山が広がっているという環境の良さからだ。少ない交通量のなか起伏に富んだ地形を走り続けることができると、まさにサイクリングにうってつけであるだけでなく、安威川(あいがわ)の渓流沿いなどを走っていると、ちょっとしたショートトリップ気分を味わえるのだ。
その安威川周辺地域では現在、「安威川ダム」が建造されている。これは100年に一度レベルの水害から、下流部の周辺地域を守るという治水機能を主な目的としており、2014年より2021年2月の完成に向けて着々と進んでいる。建造中のダムを、それも市街地にほど近い距離から眺めることができるというのは、現在の国内ではかなか無い状況なのではないだろうか。
そんな茨木市を自転車を活用して楽しんでもらい、広く発信することを目的として、3月23日(土)に「いばらきの山とまちをつなぐサイクリングツアー」が開催された。
当日は50人を超える一般参加者が会場である忍頂寺スポーツ公園・竜王山荘に集結。はじめにサポートに駆けつけたコラッジョ川西サイクリングチームの選手たちから安全走行のためのノウハウを実技を交えて学び、この地域で生産・加工された食材に彩られたお弁当をいただいてから、初級、中級、上級の3つのコースに分けていよいよスタートだ。
約8kmの初級コースでは、箕面市の「一條アルチメイトファクトリー」や高槻市の「BicycleShop BLAST」、茨木市の「KURASHI CYCLE」など周辺のショップの皆さんが先導&サポート役となり、竜王山荘から片道約3kmほどをゆっくりとしたヒルクライムへ。雨蛙菜園や見山の郷、たたらば珈琲などのスポットをゆっくりと立ち寄るなどと、このエリアの自然と色、そしてここで暮らす人々との交流を楽しむことができた。
このコンパクトながらさまざまな体験することができるというのは、町から山が距離的にも心理的にも近いという茨木市ならではのことだろう。
今回はレンタルサイクルも用意されたので、初めてスポーツサイクルに乗るという人たちも気軽に参加できたので、満足感も非常に高かったようだ。
いっぽうで、中級や上級コースではそれぞれの脚力に合わせた30km〜40km程度のルートが設定され、コラッジョ川西サイクリングチームの選手たちの先導のもとに安威川ダム周辺コースを走行。こちらでは建設中のダム現場を臨むという、今しかできないダイナミックな景色を見下ろしつつ、交通量の少ない道をのびのびと走ることができ、脚自慢の参加者たちもへとへとになるほど走りを楽しんだ。
今後安威川ダム建造にともない、キャンプ場の設置など野外アクティビティを楽しむ機会もより増えていくことになる。その盛り上がりとともに、京阪神の市街地から訪れやすいアウトドアスポットとして、サイクリングを中心として今後より盛り上がっていく地域となることだろう。
(text&photo:江里口恭平)
問・大阪府安威川ダム建設事務所 企画グループ
TEL 072-626-6164