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チームユーラシア・サイクリングアカデミー「高木秀彰サポートプログラム」開始

その他
5年目を迎えたチームユーラシア-IRCタイヤ サイクリングアカデミー(JCF強化パートナー事業)は、これまで60人以上のユース選手のサポートを行い、10人の強化指定選手を輩出してきた。現在、今年のU17、U19参加選手を募集中。

サイクリングアカデミーではレースに参戦するだけではなく、集団内での位置取りやトレーニングの組み方、またトレーニング、レースに関わらず走行中の事故を低減させるための指導に力を入れている。

また今年より「高木秀彰 サポートプログラム」を開始し、欧州レース経験の無い(ナショナルチームでの活動は除く)選手を対象に、参加費用の一部もしくは全額をサポートする。


 


参加するレースについて:
出場するレースはU17(2003年1月1日~2004年12月31日生まれ)及びU19(2001年1月1日~2002年12月31日生まれ)のカテゴリーが対象です。

スケジュール:
インターハイの開催時期を考慮し7月20日前後出国のグループと8月5日以降出国のグループに分けます。
レース数に関してですが、U17はMAX2レース/週、U19はMAX3レース/週と規則があり、約2週間の滞在でU17は4レース)、U19は5レースを予定しています。

参加費(参考代金):
25~30万円
約2週間の生活費、活動費、航空運賃代金実費(15~25万円)含む 遠征の時期によりチケット代金が大幅に変わりますが、可能な限り効率的に低予算で実現できるよう努めます。また今後の為替等の影響で参加費も変わってくる可能性があります。ご了承ください。

参加人数:
7月出発グループ U17とU19合計4~6人
8月出発グループ U17とU19合計4~6人

申し込み期限:
5月8日 申請書送付依頼期限
5月10日 申請用紙送付期限(メールにて)
サイクリングアカデミーへの参加の可否は「申請書」による申し込み後に選考を行い、誓約書へ記入及び送付していただき、正式にメンバーが決定します。申請書の送付の段階ではまだ参加は決定していません。
 
チームユーラシア―IRCタイヤ サイクリングアカデミーに関する詳細


問い合わせ及び申請用紙の請求先
teameurasia2009@gmail.com
橋川 健
Team Eurasia-IRCタイヤ 総責任者兼監督
UCI(国際自転車競技連盟)公認 レベル1コーチ
日本自転車競技連盟 ロード部会員

 

高木秀彰サポートプログラム

故・高木秀彰さん  photo:Yuya Yamamoto
故・高木秀彰さん photo:Yuya Yamamoto


一昨年10月に急逝されたフォトジャーナリスト、故・高木秀彰氏は、日本の自転車競技の発展を願うと共に「若い選手を応援したい」という強い意志で、国内のUCIレースやJプロツアーのみならず、地方のローカルレースや学連、高体連のレースまで多くのレースを取材し、若い選手の活躍を世に発信し続けていました。
 
このたび、高木秀彰氏の遺志とご家族のご意向により、「若い選手の育成に役立てて欲しい」とチームユーラシア-IRCタイヤの活動にご寄付をいただき、その全額を「サイクリングアカデミー参加者へのサポート」に使わせていただくことになりました。
 
「サイクリングアカデミー」は、ジュニアやU23の強化指定選手が多く輩出されるなど若い選手の意識改革、強化に繋がっています。ここにはチームユーラシアのみならず、国内クラブチームや高体連に所属する選手のエントリーも多く、若い選手やチームの共同体として欧州のレース活動を続けてまいりました。
 
しかし、航空運賃代、滞在費、レースエントリー代等の個人負担があるため、金銭的な理由で参加を見送る国内トップの高校生が存在しているのが現状です。そこで、「高木秀彰サポートプログラム」は、対象選手の遠征費用の一部もしくは全額をサポートいたします。

サポート対象者
・全国大会もしくは相当するレースで入賞もしくは優勝しているジュニア男子選手
(2001年1月1日~2002年12月31日生)
・ヨーロッパ参戦経験の無い事(ナショナルチームの活動を除く)
 
申請用紙を請求のうえ、必要事項を記入し、申請用紙提出期限である5月10日までにお申し込みください。
サポート対象者がいない場合及び寄付金が余った場合は、翌年に繰り越します。

 

過去の参加者のコメント

2017年の高校選抜を走る蠣崎優仁 photo:Takagi Hideaki
2017年の高校選抜を走る蠣崎優仁 photo:Takagi Hideaki


2015年~2017年まで高校3年間毎年参加し、現在EQADS(エカーズ)に所属しナショナルチームメンバーとしても活躍している蠣崎優仁選手のコメント:

「高校の3年間の8月は、毎年必ずアカデミーに参加させていただきました。初めてベルギーのレースを走った時の衝撃は、今でも鮮明に覚えています。日本とは「レベルが違う」のではなくて、「全く違う種目」なのだと感じました。ジュニアカテゴリーに上がった後も、ナショナルチームの活動がハードではありましたが、1レースでも多くヨーロッパで走りたいという思いで、アカデミーに参加させていただきました。

サイクリングアカデミーは、自分のキャリアに素晴らしい経験値を与えてくれました。簡単には実現できない、ヨーロッパでレースを走る機会を与えてくれたサイクリングアカデミーにとても感謝しています。これからヨーロッパでプロの自転車選手を目指すジュニア・ユース選手にはぜひ、サイクリングアカデミーでチャレンジしてください!」


チームユーラシア―IRCタイヤ サイクリングアカデミーに関する詳細