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新城、ツアー・オブ・スロベニアでレース復帰

レース
バーレーン・メリダの新城幸也は、2019年6月19日にスロベニアで開幕したツアー・オブ・スロベニア(2.HC)で、3月13日の落車、負傷から復帰した。

ツアー・オブ・スロベニアはリュブリャナで開幕し、全5ステージ、総距離806km。第1ステージは、リュブリャナ近郊の街からスタートし、コースプロフィールには表れない細かなアップダウンの連続で、平坦区間がほとんどないような難コースだったが、新城は先頭から8分5秒遅れの92位でレースを終えた。

 
中心でチームメイトに囲まれ、笑顔で復帰レースに挑む新城
中心でチームメイトに囲まれ、笑顔で復帰レースに挑む新城
一時は先頭で仕事をする新城
一時は先頭で仕事をする新城


2月のツアー・オブ・オマーン以来のレース復帰となる新城は、第1ステージを終えて、

「短い様で長かった3ヶ月でレースに復帰する事ができました。復帰に向けて助けて頂いた皆さんありがとうござました。

レースは復帰戦ということで、チームからは特にオーダーはなく、スプリンターのフィル・バウハウスのサポートが今日の役目でした。5日間のレースで、今日が1番簡単なステージだと聞かされていましたが、始まってみると想像よりも遥かにきついステージで驚きました。全く平坦なところはなく、常にアップダウンが続き、大きな道路から狭い道に入ると、距離短いが勾配がキツくなり、やはり体はレースモードになりきれてなくて苦しんだ1日でした。今日で少し苦しんだので、明日はもっと良くなっているでしょう!!身体は徐々にレース仕様に切り替わって行くので、シーズンの始まりのような感覚です。このレースは初めての出場ですが、自分が大好きなレース、ツール・ドゥ・リムザン(フランス)のコースに似ていると感じたので、今度は好調な時に走ってみたいレースの1つとなりました。

チームのみんなが『良く回復したな!(戻ってたね)』と、歓迎ムードで声をかけてくれたことがとても嬉しかったです。やっぱり自分はこの生活が好きなんだなーと実感しました。」

と復帰レースの感想を語っている。

次の第2ステージは146kmで行われる。


【text&photo:Miwa IIJIMA】



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