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デローザが2020モデルよりロゴを一新! 新たなハートの誕生

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イタリアの老舗自転車メーカー・DE ROSA(デローザ)が2020年モデルよりロゴを変更すると発表した。ブランドの歴史の中で新たな季節が始まり、新たな「心(ハート)」が誕生する。

新しいロゴは、デローザの歴史とPininfarina(ピニンファリーナ)のデザイナーの手から生まれたもの。デローザが未来に向かいながら、その伝統、遺産、歴史を尊重していることを表す。


 


デローザとピニンファリーナ。イタリアを代表する優れたデザイン性を持つ2社のパートナーシップが生み出した新しいロゴは、デローザの60年以上にわたる輝かしい活動と、その先見性に富んだ価値観の統合を象徴している。

ロゴの字体はDE ROSAブランドの鋭い特徴を維持しつつ、しかし形はより現代的なデザインで再解釈されたものになった。

ロゴの文字は「加速」字体の一種であり、拡張された形は急速な水平方向の動きを示唆している。それは徐々に活力を増し、より早く、未来へと開かれるというレタリングで表現されている。

ただし、DE ROSAブランドの中心的な魂「ハートマーク」はこの革新の焦点。チューブ断面の円形比率や、バイクを構成する曲面を持ったパーツを活用しながら、絶対的なスタイルで、技術的な完璧さを携えた「脈動的」な要素になる。それゆえ新しいロゴは「技術で設計された」デザインと言える。

 

デローザのロゴをデザインすることとは

パオロ・ピニンファリーナ氏のコメント:
「私たちにとってデローザの新しいロゴを設計することは、デローザという会社の精神を設計するという意味です。デローザ社には、SKピニンファリーナの大成功に表れたような、我々との価値観とビジョンの共通点を見つけることができました。 新しいモデル(新SKピニンファリーナ)の設計によって、我々のパートナーシップは更に強固なものとなり、未来へのシナリオを共に想像できるようになりました」
 

Cusano Milaninoブランドの成長のための選択とデローザが進むべき道

クリスティアーノ・デローザ氏のコメント:
「この画期的なムーブメントは、デローザを象徴するロゴと、創り出すバイクの未来的なビジョンを統一するという願望から生まれました。それはデローザのブランドが枢要な現実の前にいることに気が付いたからです。

デローザは多くのサイクリストやプロ選手を満足させるバイクを製造していますが、その製品に記されるロゴマークは伝統的ではあるものの、革新的ではありません。しかし我々はデローザのロゴと、ブランドの代名詞であるハートが、イタリアにおいてサイクリングの伝統として息づく歴史を理解しています。

それゆえ、信頼できるパートナーであるピニンファリーナと新たなロゴの研究をすることになりました。なぜならピニンファリーナは我々の歴史を尊重してプロジェクトに臨むことを確信していたからです。そして、ピニンファリーナはデローザの伝統を深く理解して、その歴史を未来に投影する新しいロゴを、我々と創り出してくれたのです。

デローザはパオロ・ピニンファリーナ氏とデザイナーに心より感謝しています。「レトロフューチャリング」という概念は私たちデローザを奮い立たせ、両社が新しいロゴで表現した概念です。そしてデローザが1953年の創業以来、最初の66年間でできたこと、今後66年間にチャレンジしたいことを表現した概念です。

新しいロゴを生み出すプロジェクトのなかで、我々は常々考えていました。それは過去とその歴史を放棄することなく、ブランドの未来を表現すること。過去に繋がった全てのリンクは財産であり、ブランドの価値を現す側面のひとつです。そして、それはデローザにとって未来に向かって発展する基礎なのです。 

革新とは、決して過去を捨て去ることではないのです。」
 

問・日直商会(デローザ)