• ホーム
  • ＞ニュース
  • ＞ツール調整レースのルート・ドクシタニー2019でバルベルデが総合連覇
ニュース

ツール調整レースのルート・ドクシタニー2019でバルベルデが総合連覇

レース 2019.06.24
復帰レースの初日に勝った世界チャンピオンのバルベルデ　
復帰レースの初日に勝った世界チャンピオンのバルベルデ　
　
７月に開催されるツール・ド・フランスの調整レースとなった第43回ルート・ドクシタニー（旧ルート・デュ・シュッド／ヨーロッパツアー2.1）が、2019年6月20日から23日にフランスで開催され、世界チャンピオンのアレハンドロ・バルベルデ（モビスターチーム）が総合連覇を果たした。

39歳のバルベルデは、４月のリエージュ～バストーニュ～リエージュ前のトレーニングで落車した際に負った仙骨の浮腫が回復せず、５月のジロ・デ・イタリアを欠場した。今大会は53日ぶりのレースだったが、バルベルデは初日に行われたカテゴリー２の頂上ゴールを制してリーダージャージを獲得し、それを最終日まで守り続けた。彼は来週末のスペイン選手権を走ったあと、ツール・ド・フランスに参加する予定だ。


■復活優勝を果たしたバルベルデのコメント
「全体として、この結果には非常に満足している。数日前にも言ったように、怪我の後の２カ月での休養と準備が、自分には本当に必要だったということを示している。次はスペイン選手権、そして最も重要なツール・ド・フランスへと我々は進んでいく。

すでに宣言している通り、ボクの目標はキンタナとランダをサポートすることで、チームはツールで可能な限り最高の仕事をする。ボクがチームのリーダーになることは絶対にない。ボクの目標は彼らを100%サポートすることで、ツールでアルカンシエルを着ていることを楽しむことだ。

序盤のステージで彼らのチャンスを得るためにタイムを失わなければならないなら、ボクは喜んでそうするだろう。それは後で、我々が良い結果を得るのに役立つだろう。レース中、より自由に動けるからだ」
　
総合リーダージャージを着て最終ステージをスタートするバルベルデ(右)
総合リーダージャージを着て最終ステージをスタートするバルベルデ(右)


■第43回ルート・ドクシタニー 個人総合最終成績［6月20日〜23日／ヨーロッパツアー2.1／フランス］
1. VALVERDE Alejandro (MOVISTAR TEAM / ESP) 18:04:42
2. SOSA CUERVO Ivan Ramiro (TEAM INEOS / COL) +08
3. URAN Rigoberto (EF EDUCATION FIRST / COL) +17
4. GALLOPIN Tony (AG2R LA MONDIALE / FRA) +42
5. DUNBAR Edward (TEAM INEOS / IRL) +45
6. CARBONI Giovanni (BARDIANI CSF / ITA) +01:30
7. DOMBROWSKI Joseph Lloyd (EF EDUCATION FIRST / USA) +01:48
8. SIVAKOV Pavel (TEAM INEOS / RUS) +02:26
9. PETERS Nans (AG2R LA MONDIALE / FRA) +02:32
10. RODRIGUEZ GARAICOECHEA Oscar (EUSKADI BASQUE COUNTRY - MURIAS / ESP) +02:42
11. MADOUAS Valentin (GROUPAMA - FDJ / FRA) +02:45

［各ステージの優勝者］
■第１ステージ：VALVERDE Alejandro (MOVISTAR TEAM / ESP)
■第２ステージ：DEMARE Arnaud (GROUPAMA - FDJ / FRA)
■第３ステージ：SOSA CUERVO Ivan Ramiro (TEAM INEOS / COL)
■第４ステージ：DEMARE Arnaud (GROUPAMA - FDJ / FRA)

（レース公式サイト）
 

ツール・ド・フランス2019公式ガイドブック