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新城幸也がツアー・オブ・スロベニア2019を無事完走。次戦は全日本選手権!
レース
2019.06.24
ツアー・オブ・スロベニア2019最終日、第5ステージも朝から激しい雨が降る中のスタート。序盤はスプリントポイントが連続し、終盤には3級山岳が2回、終盤には雨が上がり気温が上昇するというタフな気象条件に加え、フィニッシュまでの周回は石畳の上り坂が続くというハードな167.5km。
新城幸也(バーレーン・メリダ)はスプリンターのエース、フィル・バウハウスのために途中先頭を牽く働きをするが、残念ながらチームのステージ優勝は成らず、エースと共に取り残される形となった第2集団のなか2分23秒遅れの43位、総合66位でレースを終えた。
新城幸也(バーレーン・メリダ)はスプリンターのエース、フィル・バウハウスのために途中先頭を牽く働きをするが、残念ながらチームのステージ優勝は成らず、エースと共に取り残される形となった第2集団のなか2分23秒遅れの43位、総合66位でレースを終えた。
3カ月ぶりとなる復帰レースを無事に走り切った新城幸也のコメント:
「今日はスプリントになる事が予想されていたので、大人数の逃げにだけ気を付けて、スタートした。50km辺りでチームから集団コントロールに入るように指示があり、コントロールに加わり、2分30秒前後でコントロールしていたのだが、95kmの1つ目の山岳賞で総合2位のチームに攻撃を仕掛けられ、バーレーン・メリダが望むスプリントな展開にはならなかった。次の山岳賞もハイペースで上り、エーススプリンターのフィルが遅れてしまい、皆で集団復帰するために働いたが、先頭集団もペースを落とさず、追いつく事はできなかった。
最終ステージまでこの1週間、追い込み走った。日に日に調子が上向きになったが、まだまだレースの強度には苦しめられている。とにかく最後は雨の2日間を無事に落車無く走り切れて安心した。この後は全日本選手権です。強行スケジュールですが全力でチャンピオン獲りに帰ります。応援よろしくお願いします。」
新城は6月25日(火)に帰国し、26日(水)には全日本選手権の舞台となる富士スピードウェイに入り、27日(木)はU23以来となる全日本選手権個人タイムトライアルに出場する。強行スケジュールではあるが、怪我を克服した元気な姿を見ることができるだろう。
【text:Miwa IIJIMA】
ツアー・オブ・スロベニア2019 大会オフィシャルHP