カチューシャ・アルペシンがツール開幕地ブリュッセルのBMWにポップアップストアをオープン！

　
スイス登録のカチューシャ・アルペシンが、７月６日に第106回ツール・ド・フランス（ＵＣＩワールドツアー）が開幕するベルギーの首都ブリュッセルで、期間限定のポップアップストアをオープンした。場所は今シーズンから３年間、チームのパートナーになったＢＭＷ販売店だ。

ショールーム内にはカチューシャ・スポーツのサイクリング・アパレルを販売するポップアップストア、屋外にはカチューシャのモバイルカフェと、シャンプーメーカーのアルペシンがユニークなポップアップ理髪店をオープン。開幕３日前の７月３日には、ツールに参加するカチューシャ・アルペシンの選手とチームスタッフが訪問し、記者発表会を行った。
　

　
ドイツのアルペシン社は、1949年から自転車競技のスポンサーを始め、今年は70年の節目の年を迎えた。ツールのブリュッセル・グランデパールの為だけにオープンしたポップアップ理髪店の為には、サイクリングをこよなく愛する “ザ・ヴェロ・バーバー”こと美容師のジュリアン・ハワードさんを、米国のニューヨークから招待した。

ツール開幕前にしっかり理髪店に行き、髪型をキメていたドイツのニルス・ポリッツは、記念撮影の為だけにポップアップ理髪店の椅子に座ったが、ボサボサ頭で現れた英国のアレックス・ダウセットは、ジュリアンさんにヘアカットしてもらっていた。

アルペシン・ポップアップ理髪店では、ジュリアンさんがヘアカットをしてくれるだけでなく、アルペシンのリキッドを使用したヘッドマッサージも受けられる。第１ステージでは、ロンド・バン・ブラーンデレンのコースにもなっている有名な石畳の激坂ミュールに出店するそうだ。
　

　
選手たちはモバイルカフェで提供された美味しいコーヒーを飲みながら、記者の個別インタビューに答えた後、ＢＭＷショールーム内で記者発表会を行ったが、用意された椅子には座らず、和やかな雰囲気でメディア・サービス担当のフィリップ・マールテンス氏が選手を１人ずつ紹介し、ツールでのこれまでの思い出や、今回の豊富などを聞いていった。

最後に紹介されたエースのイルヌール・ザカリンは、マールテンス氏に「このショールームに展示されているＢＭＷで欲しいのはどれ？」と尋ねられると、事前に目をつけていた大きなファミリーカーを指さした。「自分の為にではなく、家族の為にあれがいいな…ツールで優勝したら、あなたが買ってくれる？」と言って、場内の笑いを誘っていた。
　

●チームカチューシャ・アルペシンのツール・ド・フランス2019メンバー
Jens Debusschere (BEL)
Alex Dowsett (GBR)
José Gonçalves (POR)
Marco Haller (AUT)
Nils Politt (GER)
Rick Zabel (GER)
Mads Würtz Schmidt (DEN)
Ilnur Zakarin (RUS) 


●KATUSHA Pop Up Store & Café / Alpecin Pop Up Barber @ BMW Brussels: Leuvensesteenweg 864, Brussels

（カチューシャ・アルペシン公式サイト）
 

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— Team KATUSHA ALPECIN (@katushacycling) 2019年7月4日