ニュース
ロット・スーダルのタイトルスポンサー2社が2022年まで契約延長
レース
2019.07.05
ベルギーの首都ブリュッセルで2019年7月6日に開幕する、第106回ツール・ド・フランス(UCIワールドツアー)に先駆けて行われた記者会見で、ベルギーのロット・スーダルは、タイトルスポンサーを務めている宝くじ会社のナショナルロテレイと、接着剤と密閉剤のメーカーであるスーダル社が、2022年末まで契約を延長したと発表した。
新しい契約でスーダル社は財政的支援を増額し、ナショナルロテレイと対等なパートナーになったため、6日に開幕するツール・ド・フランスから、ロット・スーダルのチームジャージは国内レースでは胸スポンサーがロット、スーダルの順になり、国外レースではスーダル、ロットの順になる。
この変更はエリート男子のUCIワールドチームだけでなく、女子チームにも適用される。チームの公式名称はロット・スーダルのままだ。
ツール・ド・フランスでは、胸スポンサーがスーダル、ロットの順番に並んだチームジャージを着用することになるため、記者会見に同席していたケイレブ・ユアン(オーストラリア)とティム・ウェレンス(ベルギー)の2人は、その場で国内レース用のチームジャージを脱いで、下に着ていた国外レース用のチームジャージをお披露目した。
記者会見では、2020年から使用されるデザインのチームジャージも発表された。新しいデザインは黒、白、赤になる。
第1ステージでユアンがマイヨ・ジョーヌ獲得を狙う
6日に行われる第1ステージでは、ツール初参加となるスプリンターのユアンが区間優勝して、マイヨ・ジョーヌを獲得することが期待されている。もし実現すれば、彼は第2ステージでゴールのアトミウムがデザインされた特別なマイヨ・ジョーヌを着用することになる。
「ずっと走りたかったレースだった。思っていたよりも少し遅くなったが、ボクは今、ここにいる。ツールに参加する全てのスプリンターが、第1ステージでマイヨ・ジョーヌを獲得できるチャンスを得られるものではないから、今回は特別だ。ボクたちはベルギーのチームで、ベルギーからスタートする。そのご褒美が最後にあるだろう」と、ユアンは語っていた。
●ロット・スーダルのツール・ド・フランス2019参加選手
Tiesj Benoot (BEL/25)
Jasper De Buyst (BEL/25)
Thomas De Gendt (BEL/32)
Caleb Ewan (AUS/24)
Jens Keukeleire (BEL/30)
Roger Kluge (GER/33)
Maxime Monfort (BEL/36)
Tim Wellens (BEL/28)
(ロット・スーダル公式サイト)
More than a year and a half before the end of the current commitment, Lotto and Soudal have already decided to prolong its sponsoring partnership till the end of 2022.
— Lotto Soudal (@Lotto_Soudal) 2019年7月4日
Read more: https://t.co/E7GwaM4qBF pic.twitter.com/a5r0Vq2dei