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メリダ2020モデルのグローバル発表会で最新eバイク「eSpresso」登場

新製品

詳細はMERIDA X BASEで開催のメリダ・プレスキャンプで発表

メリダ2020モデルのグローバル発表会が2019年7月6日~10日、南ドイツの避暑地・ルーポルディングで開催された。世界初公開のモデルを含む450台の新製品が展示され、世界20カ国のメディア、ジャーナリストを始めディストリビューター関係者など合計1100人が参加。試乗会も行われた。

このグローバル発表会では、先日メリダ・ヨーロッパがスペイン・ジローナでメディア発表したカーボンメインフレームとシマノ製インチューブバッテリーを採用した新型eOne-Sixtyをはじめ、欧州でコミューティングと観光用途のカテゴリーで急速に普及しているステップインフレームを採用したeバイク、新型eSpressoTK/CCや、同じくクロスバイク型のフレームを採用した新型eSpressoを発表。

そして、シマノ製インチューブバッテリーとシマノ・ステップス ドライブユニットを採用した29erハードテイルMTBのeBig.Nineなど多数のeバイクを同時に発表した。

 


メリダ・ヨーロッパR&Dセンターでeバイク製品開発を統括するレイナルド・イラガン氏は、これらの新型eバイクを一挙に市場に投入する理由を次のように語った。

「昨年、ドイツのeバイク市場は前年2017年比で36%市場が拡大し、暫定値で98万台、確定値では100万台を超える市場となったことが予想されています。ドイツだけでなく、ヨーロッパ全域で拡大し、世界にもその波が訪れているeバイク市場からの要望に対応するため、多くの製品を一挙にアップデートしました。

特にアルミフレームを採用した初代eOne-Sixtyは、メリダの半世紀にわたる歴史の中でも最も成功したハイエンドカテゴリーのスポーツバイクで、ジャーナリストから非常に高い評価を受けたモデルでした。このeOne-Sixtyにフルカーボンのメインフレームとシマノ製インチューブバッテリーを採用した新しいeOne-Sixtyは、ユーザーからの高い期待に応える一台となっています。

メリダは欧州市場を中心とした世界のeバイク市場をリードするブランドのひとつとして、eバイクでのモビリティの革新を進めて参ります。」

メリダ2020モデルのeスポーツバイクの詳細は、2019年7月23日にMERIDA X BASE(伊豆の国市)にて開催する日本国内向けMERIDA PRESS CAMPにて発表する。

 

eOne-Sixty 10K


メリダ史上最も成功したハイエンドスポーツバイク、eOne-Sixtyの第2世代モデル「eOne-Sixty 10K」。

フルカーボンのメインフレームを採用した、前後160mmトラベルのeMTB。シマノが新開発したインチューブ式リチウムイオンバッテリーとシマノステップス・ドライブユニットを搭載し、低重心と高いフレーム設計の自由度、そしてクリーンなエクステリアを両立。フロント29インチ、リヤ27.5インチのホイールを採用し、卓越したハンドリングと圧倒的なトラクション性能を両立。
 

eSpresso TK/CC


欧州で急速に需要が拡大しているステップインフレーム採用eバイク「eSpresso TK/CC」。

メインチューブマウント方式のシマノ製リチウムイオンバッテリーと、シマノステップス・ドライブユニットを採用し、単なるコミューティング用途のみではない急勾配のヒルクライムを含んだトレッキングや、観光用途で活躍するマルチパーパスeバイク。乗り降りのしやすさとスポーツ性能を両立したフレームにより、性別や年齢を問わずにサイクリングの楽しさを再発見できる。
 

eSpresso


週末のツーリングから日々のコミューティングまで拡大しつづけるeバイク市場に対応したクロスバイク型のフレームとインチューブバッテリーによるスタイリッシュなエクステリアを両立した新モデル「eSpresso」。

シマノ製インチューブバッテリーは耐水設計により、悪天時などでも用途を限らないコミューティングを実現。バッテリーのみならずフェンダー、キャリアなどをスマートにインテグレートすることで、高い実用性とスポーツ性能を両立。シマノステップス・ドライブユニットとシマノ製インチューブバッテリーを搭載した新型eバイク。
 

eBig.Nine


欧州では二世代目となる29erハードテイルeMTB「eBig.Nine」。

アルミフレームにシマノ製インチューブバッテリーとシマノステップス・ドライブユニットを組み合わせ、週末の山岳地帯でのスポーツ走行から日々のコミューティングまで用途を考え、鍵付きのインチューブバッテリーやサイドスタンドなどeバイクならではの多様性も実現。スポーツ性能の面では、ジオメトリーの設計自由度が大きい軽量コンパクトなシマノステップス・ドライブユニットを採用し、設計を元XC世界チャンピオンのホセ・ヘルミダが監修することで、ハイパフォーマンスなドライブユニットだけでない走りの楽しさを実現した。


問・ミヤタサイクル(メリダ)