【Pioneer】最旬デジタルガジェットで差をつけろ!

1947年に設立されたパイオニアは、カーオーディオやカーナビのジャンルで業界を牽引した存在。2013年には世界初となるペダリングモニターを発売し、国内でのパワーメーターの勢力図を書き換えた。

SPEC
サイズ　　　　W50mm×H88mm×D17mm
重量　　　　　92g
ディスプレイ　W33.8mm×H45.1mm（ピクセル数240×320）
カラー　　　　ブラック、ブライトレッド、ブルー、グリーン、オレンジ、ホワイト、イエロー、ライトブルー、ピンク
稼働時間　　　最大12時間
接続方式　　　ANT+、Bluetooth、Wi-Fi（ネットワーク通信のみ）
ナビ機能　　　あり ※アプリ上で設定
防水性能　　　IP66・IP68
電池　　　　　充電式（リチウムイオンバッテリー）
GPS性能　　　GLONASS、みちびき、A-GPS
メモリ　　　　4GB（ユーザー使用領域2GB）
表示項目数　　218項目

 

クランク回転角30度ごとのパワーとその向きを高精度で計測するパイオニアのペダリングモニター。その推奨ヘッドユニットとして今年1月に発売された本機だが、実はGPSサイコンとしてもトップクラスの機能を持っているので紹介しよう。

最大のポイントは、ナビ機能が充実していることだ。全国地図データを収録しており、あらかじめ転送したルートのスタート地点、あるいはコースに入ると案内を開始し、コースから外れたらアラートで知らせてくれる。また、コースプロファイル画面ではテレビ中継のようなコースの断面図が表示され、自分が今どのあたりを走行しているのか、この先どのぐらいの標高を獲得するのかなどがリアルタイムで分かるのだ。

また、負荷連動タイプのスマートトレーナーとも連携性が高く、例えばヒルクライムレースで走るルートを転送しておけば、斜度の変化に応じてトレーナー側の負荷も連動するので、本番に近いシミュレーショントレーニングも可能となるのだ。

もちろん、ペダリングモニターを組み合わせたときに機能をフル活用できることは言うまでもない。FTP計測やオリジナルトレーニングメニューの作成、登録した人のパワーや心拍数をリアルタイムで把握するライブパートナー機能などを備えており、シリアスレーサーから絶大な支持を得ている。こうした拡張性の高さこそ本機の魅力と言えよう。

2.2インチのQVGAカラー液晶ディスプレイを採用。15種類のグラフ表示や250パターンものデータ表示が選択可能だ。最大で同一画面に3列×5行＝15項目まで表示でき、知りたい情報を絞りつつ必要な項目をグラフ表示にするのが賢いやり方だ。

200を超えるデータが表示できるなど実に多機能なSGX-CA600。その内容をフルに使いこなせるよう、分かりやすくアドバイスしてくれる公式サイトが6月下旬よりスタートした。

問・パイオニア