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スペシャライズドのチューブレスタイヤ「S-ワークス ターボ ラピッドエアー」登場

新製品
スペシャライズドがサポートするUCIワールドチーム「ドゥクーニンク・クイックステップ」は、タイヤに対する高い要望を持っていた。それはオールラウンドに使える最速・最軽量、かつ最も耐パンク性に優れたタイヤを作ること。 

数年間の開発の末、その要望の全てを実現したのが「S-Works Turbo RapidAir(S-ワークス ターボ ラピッドエアー)」タイヤ。

通常は接触面の下に3層のケーシングを使うところを、ラピッドエアータイヤは特許出願中の2層構造を採用。この構造からコーナリング性能に優れ、簡単に取り付けられ、より低い転がり抵抗を備えたタイヤが完成した。スペシャライズドのプロがこれまでに使った中で最速のタイヤとなる。


 
「チームが許す限り、これからのレースではこのタイヤだけを使いたい」ドゥクーニンク・クイックステップ、ファビオ・ヤコブセン
「チームが許す限り、これからのレースではこのタイヤだけを使いたい」ドゥクーニンク・クイックステップ、ファビオ・ヤコブセン
「目的は新たなチューブレスタイヤではなく、より速く、快適で、ハンドリング性に優れ、自動的に気密性を保つタイヤの開発でした」タイヤおよびチューブ製品主任、ウルフ・フォルム・ワルデ氏
「目的は新たなチューブレスタイヤではなく、より速く、快適で、ハンドリング性に優れ、自動的に気密性を保つタイヤの開発でした」タイヤおよびチューブ製品主任、ウルフ・フォルム・ワルデ氏
スペシャライズド・タイヤおよびチューブ開発エンジニア、オリバー・キーゼル氏
スペシャライズド・タイヤおよびチューブ開発エンジニア、オリバー・キーゼル氏


チューブラーの誕生は、リアディレーラーよりも前。鉄やアルミ合金よりも長く存在し、カーボンとエアロダイナミクスの全盛期にタイヤとしての最高位に君臨しているが、その100年以上の歴史にピリオドが打たれようとしている。

ターボ ラピッドエアータイヤは、低い転がり抵抗や扱いやすさといった、スペシャライズドが持つクリンチャーに関する知識を利用し、世界最高のライダーからのライドクオリティーやハンドリング性能に対する要求を上回るタイヤ。2019年秋発売予定。

S-Works Turbo RapidAir(S-ワークス ターボ ラピッドエアー)詳細はこちら

スペシャライズド・ジャパン