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ロット・スーダルが2020年のチームジャージを発表
レース
2019.07.24
第106回ツール・ド・フランス(UCIワールドツアー)に参加しているベルギーのロット・スーダルが、南仏ニームで2度目の休養日を過ごした2019年7月22日に記者会見を開き、共同スポンサーであるG&Vエネルギー・グループが2022年末までスポンサー契約を延長することに合意したと発表した。
ロット・スーダルはタイトルスポンサーを務めている宝くじ会社のナショナルロテレイと、接着剤と密閉剤メーカーのスーダル社が、同じく2022年まで契約を延長したことを、ツール開幕前の記者会見で発表したばかりだった。
G&Vエネルギー・グループは、ベルギーでガソリンスタンドやサービスステーションを展開する企業で、2012年からロット・スーダルを後援している。最初は燃料サプライヤーだったが、2013年からはチームバスのパートナーになり、2016年からは同社のガソリンスタンドカード『カップス』のロゴがチームジャージの右肩に付くようになった。
スーダル社と同様に、G&Vエネルギー・グループはチームへの後援を拡大したため、来シーズンから『カップス』のロゴはビブショーツの後ろに付き、より目立つようになる(現在はスーダル社のロゴが大きく入っている)。
記者会見では、山岳賞のマイヨ・アポワを第3ステージから守り続けているティム・ウェレンスと、区間1勝したトマス・デヘントの2人が、来シーズンのチームジャージをメディアにお披露目した。カップスカードはベルギー国内だけでなく、オランダ、ルクセンブルク、フランスのガソリンスタンドでも使えるため、ツール・ド・フランスの期間中に契約延長と拡大の記者会見を行うことは、宣伝効果もあった訳だ。
ロット・スーダルは休養日明けの第16ステージでオーストラリア人スプリンターのケイレブ・ユアンが2勝目をマークし、前日の記者会見のためにツールに来ていたG&Vエネルギー・グループの関係者たちは、チームバスの外でシャンパンを開けて祝杯を上げていた。