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ドゥクーニンク・クイックステップがツール・ド・ラヴニールの公式パートナーになった

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ドゥクーニンク・クイックステップは2度目の休養日に新プロジェクトの発表とアラフィリップの会見を行った
ドゥクーニンク・クイックステップは2度目の休養日に新プロジェクトの発表とアラフィリップの会見を行った
 
ベルギーのドゥクーニンク・クイックステップは、ツール・ド・フランスの2度目の休養日だった2019年7月22日にニームの滞在先のホテルで記者会見を開き、同チームが今年からツール・ド・ラヴニールの公式パートナーになったと発表した。

1961年に創始し、フランス最大のアンダー23カテゴリーレースであるツール・ド・ラヴニールは、昔からアマチュア選手の登竜門レースであり、現在ツールでマイヨ・ジョーヌを着ているドゥクーニンク・クイックステップのジュリアン・アラフィリップ(フランス)も、区間優勝してポイント賞のマイヨ・ベールを獲得したことがあった。現在はツールと同じアモリー・スポール・オルガニザシオンが主催し、今年は8月15日に開幕する。

当初、この新プロジェクトの発表会は、休養日にニーム郊外のワイン農場で開催されたドゥクーニンク・クイックステップ恒例のムール貝パーティで、ツール参加選手全員が顔を揃えて行われる予定だった。しかし、ピレネー山岳区間でアラフィリップが総合首位の座をキープしたことからチームは予定を変更して、プロジェクトの発表とアラフィリップの会見をニーム市内のホテルで行った訳だ。休養日もニームは気温35℃を超える猛暑だったこともあり、かなり疲労しているアラフィリップのためには英断だった。

アラフィリップは2度目の休養日前までにマイヨ・ジョーヌを11日間着用し、1991年のパスカル・リノと2011年のトマ・ヴォクレールの10日間を上回り、フランス人選手としては34年ぶりの快挙になった。34年前の1985年に、16日間マイヨ・ジョーヌを着たのはベルナール・イノーで、彼はその年のツールで総合優勝している。それ以来、フランス人選手はツールで優勝していない。

ツール・ド・ラヴニールの公式サイト

 
ピレネーでマイヨ・ジョーヌを死守したアラフィリップはかなり疲労しているようだった 
ピレネーでマイヨ・ジョーヌを死守したアラフィリップはかなり疲労しているようだった 
 
チームバスにはマイヨ・ジョーヌ副賞のライオンのぬいぐるみがずらりと並んでいる
チームバスにはマイヨ・ジョーヌ副賞のライオンのぬいぐるみがずらりと並んでいる
アラフィリップのバイクにもライオンのぬいぐるみが飾られていた
アラフィリップのバイクにもライオンのぬいぐるみが飾られていた

郊外のブドウ農園で恒例のムール貝パーティ!

南仏ニーム郊外のブドウ農園で開催されたドゥクーニンク・クイックステップ恒例のムール貝パーティ 
南仏ニーム郊外のブドウ農園で開催されたドゥクーニンク・クイックステップ恒例のムール貝パーティ 
 
ニーム郊外のワイン農場では、予定通りドゥクーニンク・クイックステップが主催する恒例のムール貝パーティが行われ、ベルギー名物のフリッツ(フライドポテト)と一緒に数100kgのムール貝が振る舞われた。このパーティにはチーム関係者やメディアが招待されただけでなく、一般のレースファンも参加でき、費用はたった10ユーロ(ベルギーではレストランでムール貝を注文すると20ユーロ以上はする)だった。
 
のどかなニーム郊外がムール貝パーティ会場。この日も気温は35℃を超えていた 
のどかなニーム郊外がムール貝パーティ会場。この日も気温は35℃を超えていた 
会場の入り口にはドゥクーニンク・クイックステップのバルーンアーチ!
会場の入り口にはドゥクーニンク・クイックステップのバルーンアーチ!
 
休養中の選手たちの代わりに写真パネルがお出迎え 
休養中の選手たちの代わりに写真パネルがお出迎え 
大勢の参加者がベルギー名物のムール貝を堪能した
大勢の参加者がベルギー名物のムール貝を堪能した
  
パーティで振る舞われたムール貝とフリッツ
パーティで振る舞われたムール貝とフリッツ
ムール貝はこんな巨大な鍋で調理されていた 
ムール貝はこんな巨大な鍋で調理されていた 

ドゥクーニンク・クイックステップの公式サイト


 ツール・ド・フランス2019の休養日にマイヨ・ジョーヌのアラフィリップが記者会見を行った
 

ツール・ド・ラヴニール2019はJ SPORTS4でハイライト放送!
Cycle*2019 ツール・ド・ラヴニール 第1ステージ〜第8ステージ
放送日時:8月24日(土) 午後6:15 - 午後7:45
J SPORTS公式サイト


 



ツール・ド・フランス2019公式ガイドブック