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ドゥクーニンク・クイックステップがツール・ド・ラヴニールの公式パートナーになった
レース
2019.07.24
ベルギーのドゥクーニンク・クイックステップは、ツール・ド・フランスの2度目の休養日だった2019年7月22日にニームの滞在先のホテルで記者会見を開き、同チームが今年からツール・ド・ラヴニールの公式パートナーになったと発表した。
1961年に創始し、フランス最大のアンダー23カテゴリーレースであるツール・ド・ラヴニールは、昔からアマチュア選手の登竜門レースであり、現在ツールでマイヨ・ジョーヌを着ているドゥクーニンク・クイックステップのジュリアン・アラフィリップ(フランス)も、区間優勝してポイント賞のマイヨ・ベールを獲得したことがあった。現在はツールと同じアモリー・スポール・オルガニザシオンが主催し、今年は8月15日に開幕する。
当初、この新プロジェクトの発表会は、休養日にニーム郊外のワイン農場で開催されたドゥクーニンク・クイックステップ恒例のムール貝パーティで、ツール参加選手全員が顔を揃えて行われる予定だった。しかし、ピレネー山岳区間でアラフィリップが総合首位の座をキープしたことからチームは予定を変更して、プロジェクトの発表とアラフィリップの会見をニーム市内のホテルで行った訳だ。休養日もニームは気温35℃を超える猛暑だったこともあり、かなり疲労しているアラフィリップのためには英断だった。
アラフィリップは2度目の休養日前までにマイヨ・ジョーヌを11日間着用し、1991年のパスカル・リノと2011年のトマ・ヴォクレールの10日間を上回り、フランス人選手としては34年ぶりの快挙になった。34年前の1985年に、16日間マイヨ・ジョーヌを着たのはベルナール・イノーで、彼はその年のツールで総合優勝している。それ以来、フランス人選手はツールで優勝していない。
(ツール・ド・ラヴニールの公式サイト)
Such a pleasure to team up with the @tourdelavenir! We can't wait for this year's edition to start!
— Deceuninck-QuickStep (@deceuninck_qst) July 22, 2019
Photo: Sigfrid Eggers pic.twitter.com/YhqfOP4vbV
郊外のブドウ農園で恒例のムール貝パーティ!
ニーム郊外のワイン農場では、予定通りドゥクーニンク・クイックステップが主催する恒例のムール貝パーティが行われ、ベルギー名物のフリッツ(フライドポテト)と一緒に数100kgのムール貝が振る舞われた。このパーティにはチーム関係者やメディアが招待されただけでなく、一般のレースファンも参加でき、費用はたった10ユーロ(ベルギーではレストランでムール貝を注文すると20ユーロ以上はする)だった。
(ドゥクーニンク・クイックステップの公式サイト)
★ ツール・ド・フランス2019の休養日にマイヨ・ジョーヌのアラフィリップが記者会見を行った
ツール・ド・ラヴニール2019はJ SPORTS4でハイライト放送!
Cycle*2019 ツール・ド・ラヴニール 第1ステージ〜第8ステージ
放送日時:8月24日(土) 午後6:15 - 午後7:45
J SPORTS公式サイト