ＵＣＩワールドツアーのツール・ド・ポローニュ2019でロシアのシヴァコフが総合初優勝

 
ポーランドで開催されていた第76回ツール・ド・ポローニュ（ＵＣＩワールドツアー）は、2019年８月９日に最終ステージを競い、ロシアのパヴェル・シヴァコフ（チームイネオス）が総合初優勝した。２位はオーストラリアのジャイ・ヒンドリー（チームサンウェブ）、３位はイタリアのディエゴ・ウリッシ（ＵＡＥチーム・エミレーツ）だった。

シヴァコフは最終日前日の山岳ステージで、区間優勝したデンマークのヨーナス・ヴィンゲゴーラ（チームユンボ・ビスマ）とゴールスプリントを競って２位に入り、総合成績でも４秒差の２位に付けていた。黄色いリーダージャージを着たヴィンゲゴーラは、最終日に残り33kmでメイングループから遅れてしまい、シヴァコフが逆転総合優勝を果たした。

今年のツール・ド・ポローニュは、ベルギーのビヨルグ・ランブレヒト（ロット・スーダル）が落車事故で命を落とす悲劇があった。翌日の第４ステージは追悼区間でニュートラルになり、競技は行われなかった。


■ＵＣＩワールドツアーのレースで初優勝した22歳のシヴァコフのコメント
「この黄色いジャージは昨日始まった勝利だった。昨日はカオスだったが、今日はずっとコントロールされ、そしてレースリーダーを蹴落としてこのジャージを奪うことにトライし、それが起こった。チームはまた素晴らしかった。今日ゲーガンハートは非常に印象的だった。彼はゴールでボクと一緒にいてくれて、多分ボクよりもずっと強かったが、ボクのアシストとして自分自身を捧げてくれた」
 

［8月3日～9日／ＵＣＩワールドツアー／ポーランド］

1. SIVAKOV Pavel (TEAM INEOS / RUS) 26:21:08
2. HINDLEY Jai (TEAM SUNWEB / AUS) +00' 02"
3. ULISSI Diego (UAE TEAM EMIRATES / ITA) +00' 12"
4. HIGUITA GARCIA Sergio Andres (EF EDUCATION FIRST / COL) +00' 14"
5. GEOGHEGAN HART Tao (TEAM INEOS / GBR) +00' 14"
6. LATOUR Pierre (AG2R LA MONDIALE / FRA) +00' 15"
7. FORMOLO Davide (BORA - HANSGROHE / ITA) +00' 16"
8. HAMILTON Christopher (TEAM SUNWEB / AUS) +00' 16"
9. MAJKA Rafal (BORA - HANSGROHE / POL) +00' 16"
10. KNOX James (DECEUNINCK  -  QUICK - STEP / GBR) +00' 16"

［各ステージの優勝者］
■第１ステージ：ACKERMANN Pascal (BORA - HANSGROHE / GER)
■第２ステージ：MEZGEC Luka (MITCHELTON - SCOTT / SLO)
■第３ステージ：ACKERMANN Pascal (BORA - HANSGROHE / GER)
■第４ステージ：ニュートラル
■第５ステージ：MEZGEC Luka (MITCHELTON - SCOTT / SLO)
■第６ステージ：VINGEGAARD Jonas (TEAM JUMBO - VISMA / DEN)
■第７ステージ：MOHORIC Matej (BAHRAIN - MERIDA / SLO)

（レース公式サイト）