ビワイチ推奨コースマップがリニューアル!滋賀・京都一周コース追加

自転車を活用したまちづくりを展開する滋賀県守山市は9月30日、ビワイチ推奨コースマップのリニューアルを発表した。

同マップは市がサイクリスト目線でのマップを検討するなか、平成29年10月にプロサイクリスト三船雅彦氏の総監修のもと制作されたもの。ビワイチを含む全7コースが掲載されており、またスマホサイズかつ防水紙を使用し、全国で話題となった。
 
ビワイチは過日、国のナショナルサイクルルート第一候補に選定されたことから、さらにサイクリングを楽しんでもらうため守山市を発着とする滋賀・京都を一周する新たなコースを追加。県内人気観光施設への寄り道ポイントを表示し、守山市に今年誕生した琵琶湖岸の大型温浴施設の情報を掲載するなど、リニューアルでも三船氏の監修が光る内容となっている。

ビワイチマップ

(左)宮本和宏守山市長、(右)三船雅彦氏

 

ビワイチマップ

意見交換の様子

ビワイチサイクリングマップの特長
1. プロサイクリスト『三船雅彦』氏の総監修による制作
2. スマホサイズで持ち運びに便利、かつ防水紙を使用し、汗・雨に強い
3. ビワイチを含む全7コースのサイクリングルートを記載(各コース紹介動画付)

今回変更のポイント
1. オススメコースとして、新たに守山市発着の京都・滋賀一周コースを追加> 琵琶湖サイクリストの聖地を出発し、途中越えから白川通りを入り、京都小関越えから大津へ抜け、瀬田川洗堰経由の琵琶湖南湖道路で守山に戻るコース。

2. ビワイチルート上に、北国街道の寄り道コースのほか、寄り道ポイントとして県内内観光施設等への交差点名を表示。

3. 守山市にオープンした大型温浴施設や、滋賀県が昨年度制作したビワイチサイクリングアプリなどの情報を掲載。

 

ビワイチコースマップを監修した三船雅彦氏は、「これまでも全国各地でマップの監修等を行ってきたが、このビワイチマップは行政はもとよりサイクリストや業界内でも非常に好評です。ナショナルサイクルルートの候補としても、ビワイチはそれに恥じないポテンシャルを持つと考えており、新しいマップでは、じつは京都と滋賀が近く気軽に行けるということを知ってもらい、さらなるビワイチの魅力を感じてほしい」と話す。
 
宮本和宏守山市長は、「マップは大変評判で、守山市発着のサイクリスト増加につながっています。昨今京都にインバウンドも増加するなか、今回改定のビワイチマップが今後京都と滋賀の架け橋となり、守山市を発着地とするビワイチがさらに増えれば」と期待を寄せている。
 
同マップは、全国300店舗以上の自転車店で配布されている予定で、個人でも返信用封筒を用意すれば守山市地域振興・交通政策課から郵送が可能。新しいビワイチマップを手に入れて、ぜひビワイチにチャレンジしてみよう。

 

新たに追加された守山~京都~小関越えルートはこちら