エリートの最新インタラクティブトレーナー「スイート」発表

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豊富なホームトレーナーラインナップを有し、チームサンウェブ、ミッチェルトン・スコット、モビスター、グルパマ FDJ、バーレーン・メリダなど数多くのトップカテゴリーチームにも採用されている、ダイレクト・トランスミッションホームトレーナーのパイオニア「ELITE(エリート)」が、日本の住宅事情にマッチする超薄型・静音設計の新型インタラクティブトレーナー「SUITO(スイート)」を発表した。

収納時の幅が従来のダイレクト・トランスミッションホームトレーナーに対して圧倒的にスリムな筐体は、ドライブシステムの改良により駆動音もさらに静かになった。

SUITOはカセットスプロケットが装着された状態で出荷され、箱から取り出しすぐに使用することが可能。付属の2つのヴァーチャルライドのトライアルライセンスを使用しヴァーチャルライドの世界を体感できる。

また注目の新機能パワーメーターリンクを搭載しており、自転車にすでに装着済みのパワーメーターの数字をトレーナーが受信し、その数字に基づいて自動負荷調整機能を動作させることが可能。(my E-Trainingのみ)

エリート・スイート

 

日本の住宅事情にマッチする超薄型・静音設計

昨今のヴァーチャルトレーニングの盛り上がりと共に、ホームトレーナーのメインストリームとして確固たるポジションを築いたダイレクト・トランスミッショントレーナー。優れた静穏性とヴァーチャルライドの走行状況を再現する自動負荷調整、出力を測定するパワーメーターを内蔵するなど、ヴァーチャルトレーニングにはなくてはならない最も注目を集めるモデルといえる。

しかし高機能なダイレクト・トランスミッションホームトレーナーは比較的高価でサイズも大きくかさばりがち。新しく登場したSUITOは今までのダイレクト・トランスミッションホームトレーナーの常識を覆すほどスリムな筐体を持ち、収納時には僅か15cmという幅に収めることが可能。これは多くのダイレクト・トランスミッションホームトレーナーの半分程度もしくはそれ以下の幅しかなく、僅かな隙間に滑り込むように収納する事ができる。

 

エリート・スイート

2つのヴァーチャルライドのトライアルライセンスが付属

SUITOはさまざまな通信規格に対応する双方向通信機能を備え、エリート純正の高機能トレーニングアプリ「my-E-Training」やサードパーティ製の「ZWIFT(ズイフト)」、「TrainerRoad」などアプリを使ったさまざまなトレーニングが可能だが、その際に必要不可欠なデータがパワー値。

SUITOはダイレクト・トランスミッションホームトレーナーで初めて「POWER METER LINK(パワーメーターリンク)」を搭載したモデルで、普段使用しているバイクに既に取り付けられているパワーメーターのデータを利用し自動負荷調整を作動させることが可能で、自転車とホームトレーナーのパワーメーターが異なることで生じてしまう数字の乖離を完全に取り払い、常に一貫性を持ったデータをベースにトレーニングすることが可能になる。

自転車にパワーメーターを取り付けていない場合は、SUITOに搭載されている磁気抵抗ユニットとELITE独自のアルゴリズムを用いた計算値でパワーを導き出し、そのデータをヴァーチャルライドに利用する。計算値の精度は±2.5%以内の誤差に収まるよう1台1台丁寧にキャリブレーションされているので、自転車にパワーメーターを付けていないサイクリストも安心だ。

ダイレクト・トランスミッションホームトレーナーならではの非常に優れた静粛性は、ドライブトレインの改良と筐体のサイドにスチールを採用することでさらに磨きをかけ、日本の集合住宅などでも周囲を気にすることなく使用可能。

 

 

SUITO(スイート)詳細

定価:9万4800円(税抜)
設置サイズ:760×560×495mm、収納サイズ:560×150×495mm
重量:約14.5kg
自動負荷・最大再現勾配15%
ANT+ FE-C、Bluetooth Smart 双方向通信(スピード、ケイデンス、出力を送信)
パワーメーターリンク搭載
磁気抵抗ユニットによる出力計測(誤差±2.5%)
130-135mmQR、142-142mmTA 対応
付属品:my E-Training 1年間無料ライセンス、ZWIFT(ズイフト)1カ月間無料ライセンス、ライザーブロック、
シマノ11速カセット(105)※取付済
※2019年10月初旬入荷予定

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